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コスモスはメキシコ原産、キク科の一年草、だそうである。
日本に入ってきたのは明治初頭らしいが、諸説あり、いつだれが持ち込んだのか、はっきりしない。いずれにしろ、この日本列島にやってきたのは、そう古い時代のことではないだろう。それがたまたま日本の風土に合って、次第に拡がったのである。
花期が長く、つぎつぎと咲く。
《コスモス(cosmos)の語源は、ギリシャ語「Kosmos, Cosmos」(=「美しい」「秩序」)に由来します。 宇宙のことをcosmosと呼ぶのも同じ語源で、星々や花びらが整然と並ぶ様子の美しさを称えたものです。》(引用)
単純明快なデザインで、とても明るくて、群落をなして咲くから、遠くからでも目立つ。
この花は、脇役がないと、写真になりにくい・・・と、わたしはかねて考えていたものだが、 どうして、どうして。
背景を選べば、コスモスだけで、見応えのある絵づくりができる。
十数年まえからは、キバナコスモスがあちこちで見られるようになった。蜜がたっぷりあるとみえて、チョウやハチなどが、よくお食事に訪れている。
順光線だと、この花のほんとうの魅力を引き出すのはむずかしいとわたしは考えるが、どんなものだろう。
デリケートで、花弁がうすいため、透過光が、とてもよく似合う。
曼珠沙華が妖艶な熟女なら、こちらは清純な少女。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a7/30ae2036ed6a3be7b3b4304a8eb4b2c7.jpg)
「ちょっと一時間」のつもりだったが、用事をすませ、もういっぺんやってきた。
三台のカメラを使って、百二十枚ばかり撮影し、そこからセレクト。
強烈な太陽光を正面から受け止めかねて、画像が破綻寸前になる。そこがまたいいのであ~る(^_^)/~
「草木図譜」はどちらかというと、即物的・記録的に撮っている。しかーし、コスモスはむしろ、溺れるというか、耽美的な構図に仕上げるほうがいいだろう(笑)。
昨年までは、わが家の裏の畑にもあったが、ことしは咲いていないようである。
撮影地は自宅付近の川べり。
いわゆる「コスモスの名所」なんかではない。
空にちぎれ雲がぷかり、ぷかり。
ところが、強烈な北風があって、一瞬も止まってはくれないため、ISOの感度を上げて悪戦苦闘。チカレタ(~o~)
コスモスを主役としたmixiアルバム「ぞっこんコスモス」はこちら。
花写真がお好きな方はどうぞ。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000038520482&owner_id=4279073
コスモス写真にたくさんのイイネ! マークをいただきました。
マイミクの皆さん、いつもありがとうございますm(_ _)m