二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

身近な雑草の生き方

2011年10月18日 | Blog & Photo


十月もいよいよ後半戦だな・・・とおもっていたら、
このあいだは高崎で最高気温30℃を超えた。
寒暖の差がはげしく、うっかりしていると、体調をくずす。
クルマの中では、日中は南国なみに、エアコンを入れて走っている。
どこへいくにも、上着は手放せない。

トップにあげた写真は、ことしもわが家の庭に姿をあらわしたウラギンシジミ♂。
どういうわけか、必ず二頭であらわれ、追いかけっこをしている。
びゅん、びゅんと走り回り、本気で縄張争いをしているのか、
たわむれているだけなのか、わからない。





葉の上では、まだ世代交代をしようと意気盛んなヤマトシジミがラブシーン(^_^)/~
猫じゃらしが、秋色に色づいてきた。


昨日はちくま文庫につかまってしまい、深夜まで読みふけっていたので、
本日は少々寝不足。
最近、一気読みした二冊は、こんな本。



「身近な雑草の愉快な生き方」稲垣栄洋著 三上修画 (ちくま文庫)
「ちいさなカフカ」池内紀著 (みすず書房)

雑草には関心をもたないわけにはいかない。
農家の宿敵だし、昆虫たちの栖でもある。この二律背反!
だけど、この一冊は寝ころがって読むにはうってつけの良書。雑草と呼ばれる植物について、このように語っている書物をずっと探していた。
「ちいさなカフカ」は、やや長いコラム集・・・といったおもむきのあるうすい本で、とても読みやすかった。
池内さんの著作と出会って、わたしのカフカ観はずいぶん変わった。
どちらも「おすすめの一冊」といっておこう。

食欲の秋、読書の秋、撮影の秋、えーと、それから。
いろいろ計画はたてるが、仕事がさみだれ式に入ってきて、
時間を分断する。
不動産管理をしていると、二日、三日とまとめて休みをとるのは、容易ではない(=_=)
サラリーマン時代は、OFFは完璧にOFFだったのに、ね。
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