二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

♪夏がくーれば

2014年07月03日 | Blog & Photo
♪夏がくーれば思い出す
・・・の歌ではないけれど、このシーズンがやってくると、昆虫たちが気になる。好きといっても、採集はいっさいしないし、手のひらに乗せたいという意味で「好き」な虫は、ごく限られている。

メイン機材はタムロン90mmマクロ。必要以上にクローズアップせず、画像最大サイズで撮影し、必要に応じてトリミング・・・という方法でアルバムへあっぷする。
したがって、わたしは昆虫そのものが好きというより、正確にいえば、被写体としての昆虫が好き、ということなのだろう(*・ ・*)

トップの一枚はいうまでもなく、ノコギリクワガタの雄姿。
見つけたのはヤナギの木だった。2頭いて、どちらも若々しい元気いっぱいの個体で、美しかった。


え~と、これはトンボ。トンボは肉食なので、クローズアップすると、けっこう不気味な顔つきをしている。なにか小さな虫を食べている。
脱皮に失敗し、干からびてしまったヤゴを見かけた。
ついでにトンボさん、もう一枚。


イエローが、やけに鮮やかだった。
名前を調べはじめたが、よく間違えるので、同定するのはやめておこうっと(^皿^) 皆さんを混乱させたらまずい・・・しね、ハハハ(汗、汗)。


こちらはナナフシ。
毎年1回は出会っている。ゾウムシもそうだが、こんな原始的な連中が、よくもまあ、生き延びているものだと思う。


そしていわずと知れたアカスジキンカメムシ。このカメムシのおかげで、わたしはカメムシマニアを標榜したことが・・・、ん!? アハハ。芸術的なといってもいい、美しい紋様だと思うのだけれど、どうだろう?




最後はカタツムリ2種。あいにくツノは出していなかった。大きな1頭のすぐ近くに、小さな1頭がいた。♂と♀かも知れないな*´∀`)ノ

6月と7月はフィールドが生命の気配で満ち溢れる。
よく“里山”といわれるような、人と自然が長い歳月をかけて作り上げてきた、変化に富んだ環境では、いろいろな虫の成虫が、つぎつぎ姿をあらわすからだ。まさに「生命爆発のシーズン」といっていいだろう。
このすばらしい環境を、これ以上破壊し、汚染してはならない。
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