2月18日に、ついにPEN E-P3シルバーボディがわたしの手許にやってきた。
発売直後から関心はいだいていたものの、予算捻出に四苦八苦(=_=)
そんなことをしているうちに、オリンパス経営陣の不祥事が発覚し、慎重に同社の今後を見極める必要が出てきたりした。ゆっくりの～んびりしているあいだにも、他社からは強力なライバル出現！
その間に、2～3冊の「PENの本」を買って読んだりしている。
いずれはユーザーになろうと、決めてはいたのだなぁ(^^;)
遅れにおくれ、後追いなので、お役にはたたないだろうけれど。
☆デザイン ５
これは文句なくすばらしい！ 流麗でやや女性的な外観ながら、おじさんには似合わないというほどではない。かつてのPEN Fのデザインを彷彿とさせる、秀逸な仕上がり。
E-P1～3へ基本デザインが継承されたのも、ポイントが高い。E-PL系も検討の対象としたけれど、モデルチェンジのたび、デザインがコロコロと変わるのは、どうなんだろう？
☆画質 ５
わたしはRICOHのCXシリーズでも満足しているくらいなので、Web使用なら、もう十分。惜しいのは高感度特性かな？ 被写体や撮影条件にもよるけれど、ISO1600までは実用域・・・と思い込んでいた。夜景マルチショットのような機能はないのかなあ。
やや露出アンダー気味の画像は、派手な発色ながら、色の厚みがあって、すばらしい。
APS-C機種に十分拮抗できるのではないか？
☆操作性 ４
まあ、いささかわかりにくい（何回もボタンを押さないとたどりつけない機能がある）点はあるにしても、概ね満足。EVFはまだ使う気にはなれないので、コンデジの兄貴分として評価している。
☆バッテリー ３
もちはあまりよくはない。一日中使いたい場合は、予備バッテリーが必要かも。しかし、予備バッテリーのお値段は、安くはない_(._.)_ また電池室（SDカード室兼用）の蓋が、なぜかわたしには開けにくい。
☆携帯性 ５
サイズの割には、やや軽量すぎる。＋5、60gはあったほうがよい。慣れないと、あまりに軽すぎて、シャッターブレを招きそう。むろん、このくらい軽くて小さいと、コンデジ感覚で使えるし、他機種と併用する場合は重宝する。
☆機能性 ５
オリンパスにしたのは、豊富なアートフィルターを使ってみたいというのが、第一の理由かも。CX6によっていまやわたしの“定番”となったトイフォトのほか、デイドリームやドラマチックトーンは、今後わたし自身の写真の新しい展開に・・・むすびつく、かもしれない（笑）。
シャッタータイムラグはまずまずで、あまりストレスは感じずにスナップが撮影できる。しかし、CX6（これはボタンを押すまえにピントがおおよそ合っている）にはおよばいような印象である。
☆液晶 ４
普通。きれいはきれいだけれど、特に傑出しているわけではない。
☆ホールド感 ５
大型のグリップがホールド感を高め、これなら「片手撮りができる」とニンマリ(^-^)
CX6の場合でも、右手だけで撮るケースがふえている。手ぶれ補正は、よく効いているとおもわれる。
わたしの写真は、原則としてアスペクト比3:2である。35mmフィルムカメラ育ちなので、これには多少のこだわりがある。
だから、フォーサーズ（4:3）で使うことは、めったにない。
ではAPS-C機にすればいいではないかといわれそうだけれど、ソニーなどは、ボディに比べ、レンズがデカすぎて、美観をそこなう・・・などと考えている。
またニコン1、V1、J1は、使用頻度の極めて高い露出補正がやりにくいと聞いて、発売直後に圏外へ。
なまいきなことをいわせてもらうならば、いまの三毛ネコさんは、フォトグラファーなのである。このあいだから、不動産屋の名刺と、フォトグラファーの名刺と、二種類持ち歩いている。だから・・・道具に対しては、人一倍うるさい（・・・でもないかな、笑）。
昨日、いまいちばん気にかかるFUJIのX-Pro1にさわってきたが、「あれれ、う～ん、これは」と驚いた。付いていたのは、35mmF1.4レンズで、これが重たいせいか、合焦スピードが、あきれるほど遅い。
ん？
0.5秒か、もっとかかっている(?_?)
ふ～む、むむ。
写真は、以下のアルバムからピックアップ。
機材はいずれも、E-P3 レンズは14～42ミリズームⅡ F3.5～5.6
☆mixiアルバム「影の王国 ～神流川流域を歩く」
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000051222169&owner_id=4279073
☆mixiアルバム「オリンパスPEN E-P3試写」
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000050947922&owner_id=4279073
