二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

今年の収穫2018年 フィルムカメラ編(通期1~12月)

2018年12月30日 | Blog & Photo
  (「視線の考古学」ということばがやってきた。レトロなカメラにレトロな一隅)


わたしは境界線上を歩いているのだろうか?
右側はフィルム写真、左側はデジタル写真。
その線上をジグザグと、あるいはよたよたと歩いている。

今年は秋になって、2台のフィルムカメラがやってきた。
キヤノンAE-1と、ニコンFE2、どちらもいつ毀れるかわからない電磁レリーズ機種。
そのためモチベーションがUPし、ロモネガで36×8本を撮影し、久しぶりにたっぷりレトロな味を堪能することとなった。
いまとなっては時間がかかるだけでなく、お金もかかる贅沢な趣味となってしまったけどね(^^;)

究極のアナログおじさんHさんに出会ってそのコレクションを見せてもらったのも、この秋だった。
ライカM2、ライカM3をメインに据え、ポジフィルムを使って、風景写真を撮っておられた。したがって、単体露出計は必須アイテム。
わたしはアナログとデジタルにまたがった写真をやっているけど、Hさんは一世代上、デジタル機器はいっさいお使いにならない、パソコン、スマホもふくめて。
つまり「古きよき時代」をそのまま体現しているわけだ。

境界線上を歩いてきたわたしは、こーゆー人物に、もちろん、最大限の敬意を捧げる( ´ー`)ノ
どんな天才であろうと、人間は皆「時代の子」なのである。

さて、コメント抜きで、また8枚の「収穫」をピックアップしておこう。

3-1


3-2


3-3


ここまでは66判、以下は35ミリ判。

3-4


3-5


3-6


3-7


3-8


そして<おまけ>


こちらは3-8のデジタル版。
同じ時刻に、念のためRX100M3でも、この赤い薔薇を撮影した。
3-8はキヤノンAE-1&FD50ミリF1.4の絞り開放、
しかも最短撮影距離。
このレンズのポテンシャルは以前から注目していた。
破綻のない、デリケートな、奥行き感のある描写が素晴らしい(*゚▽゚)ノ

そして、ネガカラーのやわらかさ、発色が、この一枚を見応えあるものしている・・・と、わたしの眼には見えている。
果たしてどんなものだろうか(・_・?)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「マルクス思想の核心 ――21... | トップ | 年末の読書二冊 2018 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事