本日はちょっと日記らしくまとめておこう。
それほどメジャーとはいえないだろうが、プロ、アマチュアを問わず、写真家の中には、廃車を好んで撮影する人がいる。廃車そのものをクローズアップして撮るというより、廃車のある風景。これがなかなかフォトジェニック!
まあ、わたしの場合、廃車だけを集中して撮影しているわけではなく、街角のオブジェなら、興がおもむくまま、なんでも撮る。撮ってから、おもしろそうなものだけセレクトして、アルバムにアップしていく。
街角にはいろいろなギャラリーが今日もオープンしていた。
めずらしい6月の台風一過、フェーン現象で、空は秋空のようなうろこ雲。気温は30℃をこえた(^^;)
蒸し暑さ、全開!
所用をかかえていたので、あちこち立ち寄ったあと、榛名山麓にある、旧榛名町(現在は合併し高崎市の一部)を、カメラをかかえてぶらり旅。
カッと陽が差し込んだかとおもうと、雲の塊が通りすぎる。
メイン機材はローライだけれど、サブでPENデジを持ち歩くのがクセになっている。
ところが、道半ばでそのPENデジがいきなり壊れた。
足許で一円玉がころがったような音が聞こえたので「おや?」とのぞき込むと、PENデジE-P3のモードダイアルだった。
「なんじゃ、これは」
・・・というわけである。長年いろいろなメーカーのカメラとおつきあいしているけれど、いきなりこんなふうに部品が落下したのは、はじめての経験(~o~)
E-P3がやってきたのは今年2月だから、使用しはじめてまだ4ヶ月である。
マイミクさんの中にも、オリンパスのボディがこわれた、レンズがこわれたという方が複数いらっしゃるので、どうやらオリンパス製品、耐久性に難がある。
デジタル一眼は、わたしはオリンパスと、ニコン。ニコンのD70は、買ってからおもに昆虫写真などで酷使したけれど、不具合が生じたことはいっぺんもなく、7年ばかり使用して、ただ同様で下取りに出した。
コンデジなら、3、4年でこわれても、もともとそんなふうにつくられているからガマンする。しかし――E-P3は、3種類あるPEN一族の一応フラッグシップですぞ!
なにかにぶつけた記憶もないし、乱暴にあつかってもいないのに、「ぽろり」とは情けないことおびただしい。しかも、金属かな? とおもっていたこのダイアル、肉の薄いプラスチック。軽薄短小な製品は、こういうところにムリをしている。
・・・というわけで、オリンパスのファンには申し訳ないけれど、いずれ手放すことに決めた。レンズを3本そろえたが、使っているのは、99%標準ズームだけだしね。
やむをえず、CX6に切り換えてサツエイを続行(=_=)
トップにあげた廃車の写真を撮っていたら、通りがかりのクルマが止まって、へんなおやじさんが降りてきた。わたしのローライに眼をつけたのだ。
カメラが趣味ですかとお訊きすると、いやいや、これだけといってケータイ電話を出してみせた。
べらべらとよく舌が回るが、その半分は自慢話。
小学生の女の子たちが下校してきたので、話しかけて写真を撮らせてもらおうとしたら、そこに割り込んでくる。「何年生? そう、2年生か。ずいぶん荷物をもっているね」
資格取得マニアで、今年になって3種類とり、合計で10種類の資格をもってはいるが、現在は無職(年金暮らし)とのこと。
「つぎの予定がありますから、これで・・・」
そういって、長広舌おじさん(ほぼわたしと同世代)とバイバイしたが、わたし自身も他人が冷ややかに眺めたら、こういうおやじとそっくりなのかも――と、ちょっぴり反省((笑)。
世間には、いろいろな風が吹いている。
☆mixiアルバム「Beautiful Wind(上州風)Part3」に34枚の写真をアップ!
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000061425874&owner_id=4279073
※キタムラへ修理依頼するため、もう一度調べたら、モードダイアルはプラスチックではなく、薄型のアルミでした。おわびして訂正します。