二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

麦秋のころ ~2016年

2016年05月22日 | Blog & Photo
はじめに、本を2冊ご紹介しておこう。
右:「Camera People」ピエ・ブックス2006年刊 monogram著
左:「憧れカメラスタイル」エイ出版社2007年刊 松本賢著



どちらもBOOK OFFの散歩でみつけ、あちこち移動中も持ち歩いて丹念に眺め、読み返している。

「Camera People」は先日休刊となった「カメラ日和」という雑誌が母体となって誕生した写真集である。アマチュア初心者を中心に、100人のそれぞれ一枚が収められている。
これはたしか好評につき、vol.2、vol.3と続巻が刊行になったのではなかったろうか?
立ち読みした記憶がかすかにある。フィルムカメラがメイン。トイカメラ、ポラロイド写真が手厚く待遇されている。

巻末にいろいろなアンケートがあり、これがなかなか(^^♪
■愛用のカメラBest3(本には10まである)
デジカメ:1.EOS Kissデジタル 2.ニコンDシリーズ 3.SONYサイバーショットシリーズ
銀塩:1.Lomo LC-A 2.Polaroid SX70 3.Polaroid SLR680 690  

■よく撮る被写体Best3
1.家族 2.子ども 3.動物(犬や猫)

■影響を受けた写真集・書籍Best3
1.「さっちん」荒木経惟 2.「ちょっとピンぼけ」ロバート・キャパ 3.「もう家に帰ろう」藤代冥砂

「カメラ日和」は女性向けとは銘打っていないけれど、実際のところ、読者の75~80%は女性なのではないだろうか。2006年という時代の刻印が、いまとなってはなつかしい。写真集では森山大道「新宿」が4位に食い込んでいるのが目をひく。
すでに10年がたっている。

「憧れカメラスタイル」も書店で立ち読みしたことを覚えている。松本賢さんは、オリンパスファン。むろん銀塩フィルムのころの・・・である。エイ出版から、ほかに「時を超えるカメラ」「往年のペンタックスカメラ図鑑」「往年のキヤノンカメラ図鑑」を刊行していらっしゃるが、わたしはいずれも持っていない。

ハーフサイズのPEN-F PEN-FTの熱烈信者なので、うっかりしていると、わたしも物欲の虜になりかねない(^皿^) そういう意味では少々怖い本である。松本さん、PEN-FTだけで5台所有し、子どものように可愛がっている。
とはいえ、9年後の現在ではどうなんだろうか...?^^); この本を読んで銀塩オリンパスのファンになった・・・という人も、きっとおられるだろう。
わたしはなんといってもOM-1だなあ。しかし、コンディションのよい個体は非常に少なくなっているから、探すのは骨が折れるだろう。


さてさて・・・ここからが本日の本題「麦秋のころ ~2016年」になる。
トップに上げたのは前橋市郊外、車検証を受け取りにいく途中で見かけた風景。
奥に見えるのは、上州のシンボル赤城山。わたしの生活圏からは、ほぼどこからでも、この赤城山が眺望できる。









クルマを止めて撮ったり、クルマの中から、コンデジをあつかう要領で撮ったり。
35~135ミリズームはわたしのためにあるようなズームで、まことに使い勝手がいい(^^♪
ほかに中望遠マクロがあれば、野鳥をのぞき、撮影の85%はカバーできる。
欲をいえば、F値の明るい単焦点レンズもあったほうがいいが・・・。



自宅の玄関ドアを開けると、こんな情景が目に飛び込んでくる。EF20~35ミリズームの20ミリ側で撮影している。
元画像をチェックすると、周辺部の解像感、かなりおちる。常用レンズじゃないからいいけれど。

今日の前橋、予想最高気温30度。
今日だけでなく、明日も真夏日となるらしい(*゜ο゜)ゞ
猛暑となると、ほとんど自動的に読書モードのスイッチがONになる三毛ネコさん、すでにその兆候があらわれている。
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