二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ニコンFM2とネガフィルムスキャン

2013年06月30日 | Blog & Photo
<外流し>


昨年から回帰したネガ・ポジスキャン。
キャノン9000Fの投入をうけて、昨年の倍くらいのスピードで、撮影がすすんでいる。
135㎜のカラーネガは24枚撮り約190円のコダックGOLD100、ブローニーのカラーネガはフジのPRO400が、ほぼ定着してきた。


135㎜はF3が主力機のため、FM2はバックアップにまわって、出番が少なかった。
だけど、それじゃ可哀想。
久しぶりにGOLD100をつめてクルマにころがしておいて、あちこち出かけては撮影したのを、アルバムに13枚アップした。

このあいだある女性に「趣味はカメラ? それとも写真?」と切り込まれた。
そのひとことが、匕首のように、喉もとにヒヤッとふれた(笑)。
彼女は「あたしならクラカメなど買わず、愛機Kissと交換レンズ2本をもって、イタリアへ撮影旅行にいく」というのだ。たしかにそう考えるほうが、まっとうというか、健全な態度であるのかも知れないなあ*´∀`)ノ 長期のバカンスがとれる人であるならば。


<わが家の物置にて>

トップにあげた写真は、玄関を開けると眼に飛び込んでくる光景なので、すっかり見飽きてしまっている。
この外流しはこれまで、数知れず撮影している。グラデーションや発色のクセやシャープネスや・・・そういったものをチェックするのにうってつけだから。


はじめは35㎜F2のレンズをつけていたが、どうも画角が広すぎて使いにくく、10枚ばかり撮ったところで、50㎜の標準につけかえた。
つぎの一枚は、今回でいちばんのお気に入り。手前にあるのはネギ畑。そして山麓にある小さな墓地。こんな構図でたまに撮るようになった。梅雨どきの湿気の多い空気が、うっすらと水色の紗をかけたように写っているのがいい。



さてつぎは撮り比べの写真をワンセット。





どっちがデジでどっちがフィルムか、あえて書く必要がないほど、味付けがことなっている。
これだけ違うのだから、わたしがデジもフィルムも・・・という意味がわかるだろう。まだ当分は、どっちも手放したくはないなあ。皆さんどう思われます?



※共通データ
機 材:ニコンFM2 Ai-sニッコール35㎜F2 Aiニッコール50㎜F1.4
フィルム:コダックGOLD100
スキャナ:キヤノン9000F M2 (解像度1200dpi)
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000082598307&owner_id=4279073
(デジタルはフジX10)
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