キンモクセイ・・・金木犀

事務所から抜け出し、駐車場にクルマを止めて窓を開けたとたん、濃厚な芳香が鼻を撲つ。
「あっ、金木犀だ。そうか・・・そういう季節になったのだ！」
ドアを開け、カメラを引っぱり出しながら、その方向へ歩き、目と鼻で、金木犀を味わう♪　

「きみ、いい名前をもらったなあ」おもわずそんなつぶやきを浮かべながら。
キンモクセイとカタカナで書いたのと、漢字で書いたのでは、まるで印象が違う。

日本語とはハイブリッド言語。だからこんなにマンガ文化が発達したのだ。
アルファベットしかないヨーロッパの言語とは、遠く隔たっている。
この言語が、日本人の頭の中まで支配している。
キンモクセイというとき、わたしは「金木犀」という表意文字からいろいろな連想を働かせているのだ。

金・木・犀・・・、キンモクセイ。
すばらしいことばだとおもいつつ、パチリ(@_@)　

ね、わかるでしょ、わたしがいいたいこと。