野鳥の撮影は、ホントむずかしい。
昨日は1時間半近く、クルマを運転し、ガソリンをまき散らして野鳥の姿を探したが、さっぱり手応えがなく、あえなく撃沈!
出会えたのは、つぶやきに書いたシルビアのお兄ちゃんと、このトビの群れ。
トップの写真はクルマのウィンド越しに遠くから撮影し、大幅にトリミングしている\(_ _*)m
いったい何羽いるのか? 冬木立の向こうは30mあまりの断崖、その下を利根川がながれている。
数年前、はじめて発見したときはやつらの塒かと思ったが、どうやら猟場らしい。
カラスの姿はなく、トビが制圧していて、近づくことができれば、なかなか壮観だろう・・・と考えて、未舗装の農道を200mあまりすすみ、藪の外にクルマが現れたそのつぎの瞬間、トビどもはサッと空に舞い、はるか彼方へと滑空していった。
クルマから人が姿を出さなければ、もっと近づけるはず・・・という目論見は失敗に終わったゞ(´Д`
トビは利根川沿い市街地に広く猟場をもっていて、住宅街周辺にもときおり姿を現す。
事務所の上空にもやってきて、カラスの集団とバトルを演じたりしている。カラスとトビは宿敵! 「話せばわかる」なんて生易しいレベルのお話ではない。
ついさっきもカラスの集団にスクランブルをかけられ、トビが一羽逃げ回っていた。そのうち、カラスどもがあきらめ、退散。そして一羽ゆうゆうと空をすべっていく。
これは赤城山麓にある、東電管轄の貯水池。
展望台があり、池にやってくる水鳥を観察できる。ところが、周囲はすきまなく有刺鉄線が取り巻いていて、水辺へ接近するのは不可能。
野鳥を撮りたかったら、歩き回ってはいけないのである。
物陰などに身をひそめ、お目当てがやってくるのを待つ。
あるいは餌箱などを作って、餌を撒いて、鳥がやってくるのを待つ。
この「待つ」ということができないと、野鳥撮りはおぼつかないようである。
う~ん、このくそ寒い中、そうして30分、1時間じっとこらえてなんていられるのかしら?
過去にも経験しているけれど、辛抱、また辛抱。
むろん偶然遭遇するなんてこともあるが、そんな幸運、めったにめぐってはこないだろう。
ここいらであっさり白旗を掲げ、退散するか、超望遠ズームを買って、もうひと押し、ふた押しとチャレンジするかの岐路に立たされている。
わたしがこのところよくお邪魔するのが、つぎのwebサイト。
■里山野鳥図鑑
http://www.ts-pw.com/birdbook/birdbook.html
海までは距離がありすぎるから、被写体は里山や山間部、平野部、川べりの野鳥ということになる。
仲よく大砲をならべてキャンディやチョコやソフトドリンクなど持参で埒もないおしゃべりをしながら、天使カワセミを待つおじさんの横にはならびたくはないなあ。なぜかといわれても、理由はハッキリしないのだけれど、単独行動がわたしには似合っている。
30分後、またトビの猟場へ戻ってみたが、一羽の姿もない。
そしてさらに約30分後の写真がこれ。
トビの群れが止まり木の周辺を旋回しはじめていた。
チョウの場合にもいえることだが、野生の生き物の行動パターンは決まっている。
一度逃げられても、辛抱強く待っていると、ふたたびそこへ帰ってくる。
自然とつきあうには、ゆったりした時間と向き合い、小さな声に耳をすまし、迷惑をかけないよう心がけること。人間の無神経な行動は、彼らを遠ざけるばかりである。
・・・それにしても、逢えないとなると、思いがつのる。
というわけで、野鳥撮りへのチャレンジ再開の夢に、いましばらく悩まされそうな今日のMikenekoであります(笑)。
昨日は1時間半近く、クルマを運転し、ガソリンをまき散らして野鳥の姿を探したが、さっぱり手応えがなく、あえなく撃沈!
出会えたのは、つぶやきに書いたシルビアのお兄ちゃんと、このトビの群れ。
トップの写真はクルマのウィンド越しに遠くから撮影し、大幅にトリミングしている\(_ _*)m
いったい何羽いるのか? 冬木立の向こうは30mあまりの断崖、その下を利根川がながれている。
数年前、はじめて発見したときはやつらの塒かと思ったが、どうやら猟場らしい。
カラスの姿はなく、トビが制圧していて、近づくことができれば、なかなか壮観だろう・・・と考えて、未舗装の農道を200mあまりすすみ、藪の外にクルマが現れたそのつぎの瞬間、トビどもはサッと空に舞い、はるか彼方へと滑空していった。
クルマから人が姿を出さなければ、もっと近づけるはず・・・という目論見は失敗に終わったゞ(´Д`
トビは利根川沿い市街地に広く猟場をもっていて、住宅街周辺にもときおり姿を現す。
事務所の上空にもやってきて、カラスの集団とバトルを演じたりしている。カラスとトビは宿敵! 「話せばわかる」なんて生易しいレベルのお話ではない。
ついさっきもカラスの集団にスクランブルをかけられ、トビが一羽逃げ回っていた。そのうち、カラスどもがあきらめ、退散。そして一羽ゆうゆうと空をすべっていく。
これは赤城山麓にある、東電管轄の貯水池。
展望台があり、池にやってくる水鳥を観察できる。ところが、周囲はすきまなく有刺鉄線が取り巻いていて、水辺へ接近するのは不可能。
野鳥を撮りたかったら、歩き回ってはいけないのである。
物陰などに身をひそめ、お目当てがやってくるのを待つ。
あるいは餌箱などを作って、餌を撒いて、鳥がやってくるのを待つ。
この「待つ」ということができないと、野鳥撮りはおぼつかないようである。
う~ん、このくそ寒い中、そうして30分、1時間じっとこらえてなんていられるのかしら?
過去にも経験しているけれど、辛抱、また辛抱。
むろん偶然遭遇するなんてこともあるが、そんな幸運、めったにめぐってはこないだろう。
ここいらであっさり白旗を掲げ、退散するか、超望遠ズームを買って、もうひと押し、ふた押しとチャレンジするかの岐路に立たされている。
わたしがこのところよくお邪魔するのが、つぎのwebサイト。
■里山野鳥図鑑
http://www.ts-pw.com/birdbook/birdbook.html
海までは距離がありすぎるから、被写体は里山や山間部、平野部、川べりの野鳥ということになる。
仲よく大砲をならべてキャンディやチョコやソフトドリンクなど持参で埒もないおしゃべりをしながら、天使カワセミを待つおじさんの横にはならびたくはないなあ。なぜかといわれても、理由はハッキリしないのだけれど、単独行動がわたしには似合っている。
30分後、またトビの猟場へ戻ってみたが、一羽の姿もない。
そしてさらに約30分後の写真がこれ。
トビの群れが止まり木の周辺を旋回しはじめていた。
チョウの場合にもいえることだが、野生の生き物の行動パターンは決まっている。
一度逃げられても、辛抱強く待っていると、ふたたびそこへ帰ってくる。
自然とつきあうには、ゆったりした時間と向き合い、小さな声に耳をすまし、迷惑をかけないよう心がけること。人間の無神経な行動は、彼らを遠ざけるばかりである。
・・・それにしても、逢えないとなると、思いがつのる。
というわけで、野鳥撮りへのチャレンジ再開の夢に、いましばらく悩まされそうな今日のMikenekoであります(笑)。