古本で川本三郎「荷風語録」(岩波現代文庫)を手に入れ、パラパラと読んでいるうち、またしても荷風熱にとりつかれた。
荷風が「断腸亭日乗」の筆をおろしたのは1917年、2017年が100年目にあたる。
この写真は雑誌「東京人」の“愛すべき散歩者永井荷風”特集号。
彼は時空の探索者であり、偉大な記録者であった。
難読漢字が多く、腰を据えて読もうとすると難渋し、注釈がないとすぐにつっかえてしまう(^^;)
日本語のほか、英語フランス語に堪能で、江戸文化にも造詣が深かった。返り点だけで漢詩を引用してあるし、彼自身俳句もたくさん残した。
その上、ローライその他で撮影した写真もかなりある。
「墨東奇談」(墨はさんずい)「日和下駄」は以前から親しんでいたが、読んでいない・・・いや読もうとしながら読めていない作品がたくさんあるのだ。
それを読みはじめ、荷風熱がぶり返している。
荷風はどちらかといえば「老年の文学」に属するだろう。
この夏は荷風中心の読書になりそうだ。
荷風が「断腸亭日乗」の筆をおろしたのは1917年、2017年が100年目にあたる。
この写真は雑誌「東京人」の“愛すべき散歩者永井荷風”特集号。
彼は時空の探索者であり、偉大な記録者であった。
難読漢字が多く、腰を据えて読もうとすると難渋し、注釈がないとすぐにつっかえてしまう(^^;)
日本語のほか、英語フランス語に堪能で、江戸文化にも造詣が深かった。返り点だけで漢詩を引用してあるし、彼自身俳句もたくさん残した。
その上、ローライその他で撮影した写真もかなりある。
「墨東奇談」(墨はさんずい)「日和下駄」は以前から親しんでいたが、読んでいない・・・いや読もうとしながら読めていない作品がたくさんあるのだ。
それを読みはじめ、荷風熱がぶり返している。
荷風はどちらかといえば「老年の文学」に属するだろう。
この夏は荷風中心の読書になりそうだ。