写真のことだけを考えながら7時間あまり走りまわったので、今日はさすがにくたびれ果てた。「妻沼町まで」と「妻沼町を歩く」の二部に分けて一応作品のセレクトははおえたけれど、レタッチし、コメントを付してアルバムにまとめる気力がのこっていない(=_=)
伊勢崎にひっかかり、尾島町にひっかかり・・・。
太田市の高林までいったら、橋をわたらずに戻ってくるつもりだった。
ところが撮影ポイントをさがしながらクルマでうろうろしているうちに、利根川にかかる刀水橋を渡って、埼玉県妻沼町へ。
いったん渡って、すぐに引き返そうとおもっていた。
しかし・・・おや? おや?
これはなかなか昭和の風情をとどめた、なつかしい町なみだぞ!
・・・というわけで、尾島町(現太田市尾島町)と、妻沼町(現熊谷市妻沼町)を、被写体をもとめて、日暮れ近くまで歩きまわってきた。
くたびれ果てて日記を書くのが億劫なので、今日の収穫から、「働く自動車」を2枚、「夜への階段」を2枚ピックアップしておこう。
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RICOHのCX6は、わたしにとってはサイコーのメモカメラである。
「フラグメント」や「働く自動車」は、90%以上、このCX6で撮っている。
はじめはCX4で撮っていて、CX6が発売となったので買い換え、いまではこのカメラの使用頻度が圧倒的に高い。
ウエストポーチに入れて、どこへいくにも行動をともにしているメモカメラ。小さくて、俊敏・・・しかも、わたしが欲しいなと考えている機能が、小さなボディにぎっしりつまっている。1/2.3型の裏面照射型CMOSなので、画質はイマイチ(^^;)
画質を優先させれば、他の選択肢もあり、だろう。CXシリーズは、6にいたって、ほんとうに熟成されてきたような印象をもっている。 . . . 本文を読む
2012年1月4日、三毛ネコのmixiアルバムの中で「働く自動車」が、独立したアルバムになった。
働く自動車は、これまでもずいぶんな頻度で撮影してきている。
「フラグメント」や、街撮りシリーズ(「いまは昔」シリーズ)の中に、バラバラに埋め込まれていたのだ。
「これはバラバラで収録しておくより、一冊のアルバムとしてお見せするほうが、狙いがはっきりしていいのではないか?」
そんな考えに、だんだんと傾いてきた。
働く自動車は、いってみれば単品メニューのようなもの。その用途は限定されている。輸送用トラック、各種作業車(高所作業車やごみ回収車など)、定期運行バス、送迎バス、建設用工事車両、クロネコヤマトの宅配車 . . . 本文を読む
X10がわたしのところへやってきて、10日ほどがたった。
試し撮りしていた作品が100枚をこえたので、「短期使用レポート」を書いておこう。
価格.comのユーザーレビュー・評価にならって、つぎの8項目に分けて、独断と偏見にもとづき、ここまでの使用感を簡単にのべる。
(5点満点)☆デザイン 5オーソドックスというか、レトロな感覚がすばらしい。メーカーがいうように、10年たってもアキのこないデザインだと思う。筺体の表・裏はもちろん、上面、側面にネジが一本も見えないのは評価に値する。・・・ただし、底面に7個も顔を見せているのは、チト多すぎるけれど(~o~)
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時間がたつのははやいもので、本日、mixi4周年となった!(^^)!
マイミクの皆さま、日ごろのご愛顧、ほんとうにありがとうございます。
これmixiが4周年ということは、gooのブログ「二草庵摘録」も4周年。
昨年の1月14日にはこんなことを書いている。
《わたしの場合、
本のお友達、
音楽のお友達、
写真のお友達・・・の3階建てみたいなmixiなので、
日記の内容によって、ゲストの方が、がらりと変わったりします》
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1656911061&owner_id=4279073
ハンドルネーム、三毛ネコもこの三毛に由来している。それはいまでも変わらない部分。
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写真とおつきあいしていると、よく「質感表現」「質感描写」ということばとぶつかる。
これは、ものの表面を写しとり、再現する写真というメディアの独特なキーワードだと、
わたしは考えている。たとえば、隣接分野といってもよいムービーなんかでは、質感描写が、その作品のよしあしを制するなんてことは、あまり聞かない。
レンズや画像エンジンは、その被写体がもっているテクスチャーを、十分描写し、再現しなければならない。ものの存在感は、テクスチャーの中に、その根拠のようなものを据えている。野菜は野菜らしく(しかし、キュウリとトマトの“質感”は違う)、プラスチックはプラスチックらしく、人の皮膚は皮膚らしく、鉄製品は鉄製品らしく・・・そのらしさに、リアリティーを感じている。
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昨日あたりから、このあたりでも冷え込みがきびしくなり、けさは、クルマの中に置いてあるペットボトルが凍った。
買い物に出たついでに、時間をとってそのあたりを歩こうと考えたけれど、10分、15分でブルブル、さ、寒~い(=_=)
防寒対策を見直してからでないと、とてもこんな寒風に逆らって歩けたものではな~い(*_*)ブルブル
トップにあげたのはX10で撮影した、そのときの一枚。
レンズの広角側を使い、ソシアル・ランドスケープを意識して撮った中の一枚である。
X10はつきあいはじめて日が浅いから、まだまだおもうようには操作できない。
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2012(平成24)年がはじまって、しばらくたった。
正月休みのあと、連休があったので、仕事の本格始動がズレこんでいるような気配であったが、ここへきて、身辺がいくらか慌ただしくなってきた。
まもなくmixi4周年。そのことも書きたいし、X10の短期使用レポートもそろそろ・・・などと考えたが、今日はべつなことを書く。
タイトルの「最近のお気に入り」とはなんのことかというと、トップにあげた、信号待ちのワンショット。昨夜、帰宅途中の信号待ちで、フロントガラス越しに撮っている。
ぜんたいにモヤがかかったように見えるのは、ガラスの汚れなので、お見逃しいただきたい(^^;)
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このあいだ、「年間ベスト5」を選び出す作業をしながら、およそこの一年間に撮りためた作品を見返していた。
これは個人的には、とても有意義な作業であった。
人間とはなんだろう?
わたしの身体は、都市をどんなふうに“経験”しているんだろう?
そんなことを、あれこれ考えるいい契機となったからである。
それらの写真は、だれのものでもない・・・わたしの眼がとらえた被写体である。
写真は文学や哲学ではないから、ことばによって真実をかたろうとするものではない。しかし、それは、イメージによる思考なのである。
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前回にひきつづき、コンパクトカメラのテストレポート。
カメラは以下の3機種。1.リコーCX6
イメージセンサー(撮像素子):1/2.3裏面照射型CMOS 1000万画素
2.パナソニックLX5イメージセンサー:1/1.63型CCD 1000万画素
3.富士フィルムX10
イメージセンサー:2/3型(1/1.5)EXR-CMOS 1200万画素
被写体は、2012年1月7日、PM3:00ころの群馬県庁舎。
はじめに全体像、つぎに部分をほぼ等倍に近く切り出して、「見た目」の解像力を比較してみる。「アサヒカメラ」「日本カメラ」でやっている‘ニューフェース診断室’をまねたのである。
むろん、あちらは専門家によるテストだが、わたしのこれはかなりアバウト。あくまで参考資料である。 . . . 本文を読む