二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

冬らしくなってきた

2019年11月21日 | シャッフル/photos
こちら上州では北風がけっこう強く、寒さがだんだん冬らしくなってきた。 師走が近づいている。 昨日はめずらしく隣り町のBOOK OFFまで出かけた。 冬の陽差し・・・斜光線狙いが愉しい季節(*^-^)  左に見える土手の向こうは一級河川。この近くに昔務めた住宅会社の営業所がある。 現在は牛丼屋の店になってしまったけど。  . . . 本文を読む
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あくび猫

2019年11月20日 | シャッフル/photos
「あああ、よく寝た。寝た。よいお天気だね~、今日は。 世の中、政治がどうとか、経済がどうとかうるさいけど、おいらにゃ一切関係なし。 TVもラジオも騒音、雑音のオンパレード(+o+)  明日食べるものさえあれば、何の心配もいらないにゃ。皆さま失礼!  さて、これからどこへ散歩にいこうか?」 . . . 本文を読む
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保阪正康「太平洋戦争の失敗・10のポイント」(PHP文庫)

2019年11月18日 | シャッフル/books
さきほど保阪正康さんの「太平洋戦争の失敗・10のポイント」(PHP文庫)を読みおえた。うーむ、何という理知的で冷静沈着な人、言説には厚い信頼を寄せられる。 書評を書くなど、おいそれとはできない。 はじめて教わることばかりだからだ。 「あの戦争」とは、こういうものであったのか!(*・д・)  真珠湾奇襲にはじまり、玉音放送に終った「あの戦争」がいかに愚かしいものであったかをかいつまんで、しかも要所 . . . 本文を読む
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きみたちがいなくなったあと(ポエムNO.3-24)

2019年11月18日 | Blog & Photo
男は男のふりをして 女は女のふりをして 電柱は電柱のふりをして なにくわぬ顔で立っている。 男のうしろには男が 女のうしろには女が 電柱のうしろには電柱が ずっと ずっと彼方までつづいている。 それはいじましくも悲しい光景。 いつか落雷に出会うまでの いつかだれかに愛されるまでの いつか土に返るまでの。 ああ いじましくも悲しい光景。 犬小屋から逃げ出したむく犬がやってきて おしっこをひっか . . . 本文を読む
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記憶の遠い路地(ポエムNO.3-23)

2019年11月17日 | 俳句・短歌・詩集
「そうか そうだったんだね」ときみはおもしろくもなさそうに笑っている。 そう・・・というのが何なのかわからずに ぼくは戸惑っていた。 何が 何で「そう」なんだろう。 さよならとさよならのあいだを通って いつもの朝の光が射し込んでくる。 五匹の猫たちがたむろする路地。 昔そこにたたずんでいた人はもういない。 「そうか そうだったんだね」 説明したってわかりっこないから。 きみは手をのばせばとどく . . . 本文を読む
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皇帝ダリア咲く

2019年11月17日 | シャッフル/photos
使っていない田畑を、3軒のお宅にお貸ししている。そのうち1軒のお宅ではご主人が土いじりが好きで、いろいろな草花、野菜を丹精している。 そこで皇帝ダリアがいま盛り(*゚ー゚)v  花の少ないシーズンだから目立つし、びっくりするくらい背高のっぽ、 二階の軒にとどきそうなくらいじゃ( ´ー`)タハ . . . 本文を読む
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悲観論(ポエムNO.3-22)

2019年11月16日 | 俳句・短歌・詩集
夏野菜を頬張りながらぼくはバルコニーに立って 遠くを眺めるふりをしながらボンヤリ考えている。 この地球について。 この地球が犯した過ちについて。 この地球の過ち それは人類を生み出しちまった ってことさ。 生み出された者たちは それぞれの権利を主張する。 義務を果たそうとする前に。 そこいら中ガヤガヤとうるさいのは 権利を主張し だれかに 何か注文をつけているからさ。 巨大カルデラ噴火か 直 . . . 本文を読む
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「スナップは怖くない」

2019年11月16日 | シャッフル/photos
「アサヒカメラ」11月号の特集は「スナップは怖くない」である。 買って読んだが、だいたい心得ていることばかりで新鮮味はない。 だけど怖くないということは、逆にいうと、怖がっている人がたくさんいるということ、日本社会のいまを反映している(゚ペ)  背景は母屋の玄関先、父の菊が見頃♪ . . . 本文を読む
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原武史「昭和天皇」(岩波新書2008年刊)レビュー

2019年11月16日 | 歴史・民俗・人類学
原武史さんの著作ははじめて読ませていただく。 どうも、たいへん律儀な性格の持ち主であるようだ。文体はいたって地味で、文学の香はまったくといっていいほど、感じられない。半藤一利さんは司馬遼太郎さん、松本清張さんに学んだせいか、緩急自在、読者の感情や情緒に訴えるすべを心得ているので、味付けはずいぶん異なる。 つまらなくはないのだが、ときどきアクビが出てしまうのはわたしだけだろうか? 例によって、BO . . . 本文を読む
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赤い帽子のおじいちゃん

2019年11月15日 | シャッフル/photos
ほかの被写体に気をとられ、うっかり見過ごしそうになった。 80代半ばくらいかしらん、真っ赤な帽子の腰が曲がったおじいちゃん(@_@)  絵になるなあ、フォトジェニック。 世界は小さな驚きの連鎖から出来ている、って知ってるよね、写真やっている人なら。 いい拾いものだった、ありがとうございま~す♪ . . . 本文を読む
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