歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

明治維新から敗戦まで

2012年08月05日 03時47分30秒 | 日記

副題ー歴史の見方。

戦後日本人の不幸は、敗戦の処理を東京裁判の名の下に、戦争犯罪人として多くの
軍人が敵であった米国に処刑されたことです。

つまり、本来は敗戦の責任追及は日本国民自らが行うべき問題です。
それが出来ない所に、戦後の教育や全てが変わり、進んだアメリカの文化と共に
国民に浸透し、更に近代について余り学ばなくなった事で、敗戦までの日本の国家としての
意義が国民が理解できない所に、日本の混乱・漂流があるのです。

此処ではサーカー氏法則、エリオットウェイブの法則=フラクタル理論を交えてその問題を
考えてみたいと思います。まず、戦前の時代は基本的にはサーカー氏の云う
軍人の時代ではないと言う事です。軍人の時代とは、1333~1603年までの
戦国時代の事を云うのです。智恵や正義ではなく金ではない物、つまり
強いか弱いかが、支配を決定するものです。

勿論その時に、お金がなく大義名分が無くては戦えませんから、その意味では知恵や
正義やお金も大切ですが、基本は力=軍事力なのです。西洋でいえばローマ帝国が
軍人の時代の代表です。その時代も、限定的とは言え、市民には参政権もあり
金貨も必要であり、智恵者も必要でした。ただ、最後は全て軍事力で
片を付けた時代です。

戦国時代も男の本懐は、戦場の男です。弱虫は最も毛嫌いされたのです。
日本の戦前は軍人が力で支配している時代ではないのです。命令は財閥から、
又は天皇財閥からです。明治維新は国家の膨大な財産を、天皇の名義に替えています。
一種の国家財産の収奪です。皇室財産を管理するものが、真の富者だったのです。

明治の開国は、戦国時代の後の265年間≒270年間の智恵者の階級システム=徳川体制が
時代に合わなくなり、世界に対抗できない為に、必然的に起こった革命なのです。

富国強兵と言われた様に、最初に富ありけりです。実際薩長連合はイギリス・ユダヤ関係から
膨大な借金をして、幕府を倒したのです。武器大砲軍艦全て初めにお金が必要です。
そこの所が歴史の勉強から抜けている所なのです。

お金の欲しい日本は何でもしました。ジャパユキさんとして馬鹿にしますが、
戦前は日本がカラユキサンの女性の体で外貨を稼いだのです。

日清、日露戦争等は、軍艦もそうですが、何よりも戦時国債を外国・ユダヤ人が
購入することなくしては、戦えない紙一重の勝利なのです。

富国をつまり近代工業を発展させるために、国は全力を尽くしたのです。富国が
国家の生命線であると認識していた時代ですし、今もそうです。貧乏国では
植民地になる、つまり相手の奴隷になるしかなかったのです。これは歴史
を見れば分かることです。

1868年からの富者の時代は270年続きます。2138年までです。その中でも
約90年於きに時代が微妙に変わります。つまり始めは富者の下の軍人が活躍
その後約90年後は知恵者が富者の下で活躍します。
最後の約90年は富者の為の富者による腐敗の極地です。
それに憤慨する正義の精神を持った軍人が活躍するのが、次の270年の軍人の時代です。
本当の軍人の時代です。つまり軍人が主役で、他は脇役の逆転です。2138~

正義の心を持つ法律家のオバマ大統領がそれに近いですが、まだアメリカは軍人の
時代に突入はしていません。それは、次の商品の時代から現れます。2035~40年以降です。
幾ら大統領でも今の支配階級の国際金融機関の支配者には勝てません。そもそもwallstreet
から資金を貰って大統領になったのですから、国民の前で盾突くふりをするのがやっとです。

しかし、最後は腐る富者を成敗するのが軍人です。正義の心を持つ軍人以外には出来ません。

270年サイクルの、軍人―知恵者―富者の時代。90年サイクルの、軍人―知恵者―富者の
時代が重なり、時代の様相を形作るのです。従って明治以来敗戦まで1868~1946年
までが富者+軍人の時代です。少し短いですが。

この構図=富者の為に働く軍人の構図に怒ったのが、戦前の青年将校の反乱なのです。
天皇の軍隊の名目で立ち上がったのですが、その天皇が富者の影響下にあり、または
皇室財産で日本一の富者そのものであり、直ちに弾圧されたのです。それを
知らない青年は何時の時代もいるものです。つまり、富者と天皇が合体した
日本独特のシステムです。

今でもフィリピンでは山下金塊が話題になりますが、これは天皇の名の下にアジア各地から
略奪・集めた金塊をフィリピンの山に隠したのが、この金塊です。戦争の目的は
資源の確保と同様に、裏では富の略奪で有る事は何処でも同じです。

何もないところには、軍隊は進出しないし、興味もありません。これが現実です。

白人のアジア・アフリカ植民地化も全て富の収奪の為であり、兄貴風吹かす為では有りません。

今の富者の立場から言えば、富者の真の意図を知らずに、又は富者の為に命令と専門に
専念する軍人こそが役に立つのです。今の米国です。=シビリアンコントロールです。

日本は敗戦後から2048年までは、富者+知恵者=官僚の時代と云えます。
別の言葉でいえば、国家システムを利用した、富者の≒企業の繁栄と言う所です。
国家の負債の増加はこの必然なシステムから生まれます。国滅びて企業ありとはそういう事です。

富者+富者=腐敗の時代は今のアメリカですが、日本は2048~2138年が予想できます。
それ以降やっと軍事力や力を持つ人が支配する時代が来ます。言えば戦国時代です。
勝てば官軍負ければ賊軍。米国は既に力が国民文化の主流です。映画も同じです。

貴方はこの歴史の流れに勝てますか??
コメント
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