尖閣に上陸した香港の活動家を逮捕後、再び強制送還等と耳あたりの良い言葉が
飛び交っている。まるで日本が主導権を取っているかの報道である。
此れは、中国の云う無条件釈放と同じである。その上、送還代金を日本が払うのである。
此れでは、日本は実効支配しているとは言えない。相手の得点である。
長い歴史で見た場合は、その時々に法令に乗っ取っての対応が、今後の真の友好関係を
築くのであり、今回の政府の対応は、誤ったメッセージを相手に与えることになる。
相手の時代背景と主張を読み取れば、彼らが沖縄そのものを、海洋への出口として
要求していることは明白である。
もし今回も前例―官僚の好きな言葉であるが、と同様に即時無条件=強制送還で
送り返せば、未来の様相は見えてくる。アメリカ人の最も嫌うチキンな
性格である。これではアメリカも日本人を尊敬できなくなる。
日本人の悪い癖がマタマタ出てきたと言える。問題の先送りと、我慢に我慢を重ねて後
堪忍袋の緒が切れたからと、将来は極端な反対の行動に出る事である。
つまり今は穏便に穏便にと臆病風に吹かされて、相手の言う事を聞き、そのような
事が何回か重なり、とうとうイラついて我慢できなくなり、太平洋戦争の様に
極端に走り自滅するパターンである。
主張や正義や不満は、その時々に出し毅然とし、臆病風に吹かされることなく堂々と
法に依り対処することにより、将来の開戦が防げるのである。
官僚の先送りと今の責任を取らない、臆病な性格は将来の開戦を誘い、将来日本を破滅へと
再び導く可能性が大である。以前の官僚軍人と同じである。
ここは法に依り、罰を与えることが肝要であり、もしこれが出来なければ、もはや
海外勢のみでなく、日本人も誰も官僚政府を信用しなくなることを銘記すべきである。
今前例に従えば、官僚の時代は精神の自滅の時代へと突入である。
沖縄もお金の為には≒観光の為には、何でもする富者の最後の段階に既に突入しているのであろうか?
もしそうなら、将来中国の保護下に入っても文句言うことなかれ。
まあどちらを選ぶかは、庶民の総意の選択ではあるが・・・。 勝手でしょ!?