歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

真の安全保障とは・ヤクザを強くする事ではない

2013年12月08日 19時03分41秒 | 戦争
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MXDHU26S972B01.html

12月6日(ブルームバーグ):安倍晋三首相は6日、日本と中国は経済面で緊密な関係にあり、2006年に自らが訪中して当時の胡錦濤国家主席と合意した戦略的互恵関係の原点に戻って首脳会談を行う必要があるとの認識を示した。官邸で行ったブルームバーグ・ニュースの単独インタビューで語った。

                    カツ! 

何を失礼な事を云っているのです、中国の時代は変わり、今は習であり胡錦濤では有りません。
戦略的互恵関係などと何を妄想じみた事を云っているのです。中国人が舌を出して
笑っているのが見えます。普通の感覚なら、それは見えるでしょう。

今までで、経済は黒田総裁のお蔭で完全に合格であったが、その他の問題点では不合格に成りそうである。
1971年のニクソンショック、1990年のソビエト崩壊後の日本潰し政策、2013年からの
本格的な尖閣侵攻、アメリカの衰退に伴う中東の変化等の意味が分かっていない様である。

国内でスパイ法を作り、JCIA等を作れば安全が保障されると考えているとしたら、大きな間違いである。
沖縄の漁民の権利を侵害し、まま子扱いし、まるで尖閣の権利は中国にも有りますよと言わんばかりの、
台湾漁民への操業を認めた先日の台湾への譲歩は、これは中国への譲歩と同じである事は前回書きました。

真の安全とは経済を強くするのみでなく、敵国へは塩を送らない事です。戦国時代の1武将の物語
であれば可愛げもあるが、大国を率いて、侵略国家に対峙するリーダーとしては全く失格である。
経済以外を理解できない、経団連のお偉方の代わりに、政治家やその他の安全保障の専門家が
必要なのであり、企業の利益のみを考えるのは既にスパイ防止法に違反しているとも言えます。


● 第一に中国の本質を全く分かっていない。ある意味では冷戦時代のソ連よりも危険な存在が
  中国なのです。経済的にも軍事的にも人口の面でも、更に復讐心に燃えていると言う点でも
  最も危険な国なのです。ソ連は世界に復讐する心はなくても、その共産主義思想で
  世界に挑戦したのです。共産主義+ナショナリズム+復讐心
  ≒ヒットラー+ソ連+復讐の鬼は最も危険なのです。

● 米はその大量の核兵器が有ったので、一国でもソ連と対峙できたのです。

● ウイグルやチベット、内モンゴル等の虐殺弾圧を見れば、その共産主義の本質が分かるはずである。
  共産主義の本質は、世界中を共産主義化するのが使命と考える事であり、其処に最大の
  侵略性が有るのです。キリスト教と言う教義の名のもとに、新大陸やアジアを教化し
  最後は軍隊で侵略支配し虐殺弾圧収奪した白人国家と同じ発想である。

● 1神教の宗教と共産主義は同じではないが、その代替品である事は歴史を見れば分かります。
  共産主義が崩壊したロシアは代わりに、既にロシア正教がその代替品となっています。

● ソ連の共産党が滅んだので、中国も民主主義になると考えているとしたら、歴史を知らない、
  単なるおめでたい人である。共産主義は今後も繁栄する事は書きましたが、たとえ
  中国は共産主義でなくても、そのナショナリズムは、幼い時から国民を反日教育し
  必ず復讐すると語っているのですから、その意味ではヒットラーよりも危険なのです。

● 反日教育は徹底しており、それを変えたりすることは全くできないどころか、殆どの国民が
  復讐の鬼に成るのです。その意味が分かっていないのが、日本人はお人好しと言う事です。

● 一部市場経済を取り入れた為にその共産主義の正統性が疑われたので、共産党はナショナリズム
  に活路と求めたのです。防空識別圏の設定時の発言でも分かるように、日本一国のみが
  彼らのターゲットなのです。彼ら自身がそう語っているのです。

● 彼ら国民の一般的な感情は、“核で日本を破壊しろ”が普通なのです。

● 日米安保が有るから大丈夫だと言いますが、確かに今は抑止力になっています。しかし
  リーマンショック以降のアメリカの経済の弱体化、オバマ登場後の軍事力の弱体化
  中東からの撤退にもみられるように、最早USAは以前の米国ではないのです。

● 2029年から2046年までに、USAの経済は最後の崩壊が起こり、英米型資本主義の崩壊は既定の
  神の=エリオット波動の宿命です。最早日本を守るどころか、国内の市民戦争で米が
  崩壊するのが歴史の宿命なのです。永遠の帝国が無いのは歴史を見れば分かります。

● たまたま270年で一時代が崩壊する必然を見つけましたが、これは西欧・東洋でも当てはまる事は
  見てきました。これはエリオット波動の理論にもマッチし自然のサイクルである事は見てきました。
  これを少し真面目に考える事が大切であり必要な事です。歴史が語るのです。

● つまり2029年からは、遅くても2046年からはUSAの支援はなくなるのです。日本は一人で中国や
  朝鮮と対峙しなくてはいけないのです。これを理解した一部の政治家は、中国にすり寄り、
  彼らの覇権を認める行動を行い、結果として選挙で惨敗しました。

● 日本人は、大陸の支配下に入る事はキッパリと断ったのです。歴史でもそのような下僕の歴史は
  有りません。今は正にチャンスなのです。徐々に中国から撤退して他の国に
  経済的なスタンスを移す、最高の機会なのです。

● これ以上お金と技術と人材を投資するのは、正に自らの首を絞める事なのです。早くこれを自覚
  するのが大切なのです。ヤクザをこれ以上強くしては絶対駄目です。チャンスは
  たまにしかやって来ません。 チャンスは掴まなくてはいけません。
  これが日本の生きる道です。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天下のゴールドマン・サックスの予想を図示すると

2013年12月08日 03時15分32秒 | 金融・経済
今回の円ドル・為替の予想や、日経225の予測は、トライアングルからの上昇と言う事で
まずまずの予測でしたが、貴金属の価格の動きが予想から段々と乖離しつつあります。
従って、ゴールドマンサックスが予測した、

●“今後2014年にかけて調整が起こり金では1050㌦/㌉まで下がる可能性がある”は
  現実味が出てきました。

日本の金融緩和が日経225のみならず、世界の株価の上昇に貢献しているわけですから、
貴金属に投資している場合ではないと言う事でしょう。

● 貴金属から株に資金が逃げるのは当分続く可能性が有ります。

また中東の動乱は、シリアへの攻撃中止からイランとの和解まで、予測をコトゴトク裏切ってきました。
長い目では、西欧の中東侵略は、810年前の十字軍の終わりが、イスラムの勝利で終わったように
、今回もイスラムの勝利で終わる事は理解できますが、意外と早くやってきました。

但し、フランスはアフリカでイスラムと戦いを継続していますが、これは仏の資本主義崩壊は
英米型よりも10年遅れる事の表れとも言えます。言い換えれば、英米に代わって
今後10年間は仏がイスラムと戦うと言う事です。大雑把な予測ですが・・。

動乱が減る事は良い事ですが、マリや中央アフリカでの動乱のみでは、商品へのインパクトは
少ないでしょう。前回1980年の貴金属の高騰は、1979年末のソ連のアフガニスタン
への侵略を切っ掛けとして、最後の暴騰が完成しています。

● 従って今回の中東の動乱を前提にした、貴金属価格の上昇は少し狂いが生じてきました。

いずれ金属が暴騰する前の、動乱や内乱・戦争等は今後も有ると予想しますが、具体的には
何とも言えません。

従って、ゴールドマンの予想を図示する事は、今後の価格変動予測の助けとなると思われます。
言い換えれば、6月末の価格は貴金属の底との予測でしたが、GSの言うようにまだ
調整期間中の可能性が高いと言う事です。

○ ①の図は、今までの私の予測を前提にした価格の変動です。今後はこのまま上がると言う事です。

○ ②の図は、6月末からの上昇と調整は、フラット=サイドウェイ型の調整と見て、これから
  ある程度上昇してから、最後の小暴落が起こると言う予想です。

○ ③の図は、既に最後の小暴落に入っていて、今後は少し戻してから、小暴落が完成すると
  いう予測です。

○ ④の図は、可能性としては少ない方ですが、調整なら考えておくべき形です。
  つまり、今後小さいトライアングル型の調整が起こってから、
  最後の小暴落が起こると言う予想です。

②と④のパターンは、期間的には約1年ほどかけての調整の様に見えます。つまり、GSの言う2014年は
下がり続けると言う予想に合います。どの図を取るかは自己責任でお願いします。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする