歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

崩壊するユーロ・波動の予測通り

2015年12月14日 07時47分00秒 | 戦争


★ http://melma.com/backnumber_45206_6301210/ から転載

◆書評 ◎しょひょう ▼BOOKREVIEW □書評●
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  空前の難民の襲来に、EUの政治は路線変更を余儀なくされた
   テロと報復と移民制限と、その行き着く先は「考えるだに恐ろし」

  ♪
川口マーン惠美『ヨーロッパから民主主義が消える』(PHP新書)
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 欧州はアフリカと中東からの難民を抱えて、移民排斥の声が次第に強くなり、「どこまでも面倒をみる」と主張したメルケル首相の人気は突然下降しはじめた。これでは次の選挙を戦えないと与党は、厳しい条件を付け始める。
 本書はEUへの歩みを理念としてのギリシア神話から説き起こし、簡単に過程を振り返りながらユーロへと到った道筋を示す。

 「いまヨーロッパで起こっていることは、共産主義にも匹敵する人類最大の社会実験がガラガラと崩れていく事態である。テロ、難民、財政問題、そしてナショナリズム・・・・ドイツは、そしてEUは現在どうなっているか」。
 シリア内戦からISのテロリズムが吹き荒れ、トルコが難民をギリシアに押し出すような措置をとると、どっと百万前後の難民がギリシアの離島や陸路を経て、マケドニア、モンテネグロ、コソボ、クロアチアなどを経てセルビアからハンガリーへ入境し、最終的にはドイツを目ざす。

 これはトルコがEUへの意趣返しを籠めて、規制を緩めたからだ。イスタンブールは西側に背を向けたのである
 なぜドイツなのか。
難民を申請すれば八ヶ月から一年ほどの審査決定までの期間、食事のほかお小遣いも支給され、そのうえ医療は無料となるからだ。
語学研修センターも開設されたが、ドイツ語習得は覚束なく、それでいて難民と認められなくとも強制送還にはならないケースが多い。当初は、不足する労働力を補えるとばかり、にんまりしたドイツ財界だったが、そんなことを言っている場合ではなくなった。
ドイツだけで百万人の難民が蝗の大群のように押し寄せ、それは周辺の国への受け入れ割り当てという流れとなる。ドイツが悪いという大合唱がおこる。

 ドイツでは移民問題に敏感となり、ハンガリー、オランダでは右派の政権が誕生し、英国にUKIP、フランスは国民戦線が第一党に躍進し、そしてドイツでも、ペギータ運動が誕生し、活発化している。難民キャンプへの放火事件もあとを立たなくなった。
 今後、どうなるか


 フランスが非常事態を宣言し、まるでワイマール体制と民主主義のもとに、ヒトラーが誕生したように、オランド仏大統領は右展開し、移民排斥色濃い政策に路線を転換させ、IS空爆に参加、空母シャルルドゴールヲシリア沖に展開した。
ドイツも米仏英の空爆を支援する偵察機を飛ばすうえ、地上部隊の派遣準備を整えた。まるで戦争、いやまさしく「第三次世界戦争は開始された」と後世の歴史家はかくことになるかもしれない。

 なぜならEU諸国からも民主主義が消えつつあるからだ
 このような危機的状況をドイツ在住の川口さんは、臨場感溢れる筆致で、活写する。文章には躍動感がみなぎり、現場にいるような錯覚に襲われるほどだ。
 そしてEUへの猛烈な自省がおこる。
 本書の最大の眼目は、このEUが解体へ向かって走り出したのではないかと大局的な分析になる。
 もうひとつ忘れてはならないのはロシアだ。
 「二十年前までワルシャワ条約機構のメンバーとしてソ連のもとでNATOに敵対していた国々が、すべてごっそりそのまま宗主替えをしたのである。いわばEUがロシアの脇腹にナイフを突きつけても同然だった。そしてこれが、EUとロシアのあいだに禍根を残すことになった。現在のウクライナ問題も、もとはといえば、ここに原因がある」

 そして主眼のもう一つは日本への教訓である。
 第一に国家運営に『ユーとビア的視点を持ち込むのは棄権』ということである。
 第二に教訓として移民排斥を訴える極右政党が力をましたらどうなるかを日本は考える必要に迫られている。
 第三はテロ対策である。著者は「2020年の東京五輪が最大の危機」となると予測し、繰り返しての警告を発するのである。

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USA政策金利の予測・失敗する金利”政策

2015年12月14日 06時16分56秒 | 金融・経済
金利の予測 ↓


★ http://jp.wsj.com/articles/SB12270577396625053624104581410640309025176

FRB、利上げ開始後5年以内にゼロ近くに戻す見込み=WSJ調査

By
Ben Leubsdorf

2015 年 12 月 12 日 09:39 JST


 米連邦準備制度理事会(FRB)は12月15・16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げする見通しだが、民間エコノミストの大半はFRBが5年以内にまたゼロ近傍まで利下げするとみていることがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の調査で明らかになった。

 WSJは12月4日から8日にかけて、企業や研究機関のエコノミスト65人を対象にアンケートを行った。ただし、以下は全員が全ての質問に回答した結果ではない。・・・・・・・・・

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● 失敗した金利の上昇”と言われるか? 私の予測では2016年末に、株式の大暴落が始まり、
  2000年以来の30年㌟”の調整の終焉が来ると予測しました。従って暴落の底は
  2018年~2019年前後が予想
できます。

● EUが2017年3月まで、金融緩和をするとも言われますから、暴落は少し延長して
  2017年の春になる可能性もあります。いずれにしろ株が暴落すれば
  再び政策金利を下がる事は予想できます。

● それを失敗した金利”と言うのでしょう。しかし上下させながら金利を長期にわたって
  上げて来たのが過去のやり方ですから、今回もそうなるのでしょう。
  つまり、失敗する金利の上昇も想定範囲内と言うのです。

● 同時に金利の上昇は、1年前後に大暴落が来るという予告なのです。2016年~2017年は、
  株式市場の最後の上昇と暴落が待っています。2016年暮れ~2017年春の
  間は大暴落に備えなくてはいけません。

● 日米欧は、2000年からの30年㌟の調整期間で、特に2008年以降、膨大な金融緩和をしました。
  日本は特に2013年から異次元緩和を始めました。更にUSAは軍産複合体の利益のみを考えて、
  世界に大混乱を齎しました。この緩和は、2019年からの先輩先進資本主義の最後の強い
  株式バブルを齎すと予想できます。2029年、USAダウ平均≒10万ドル?。

● さらに2029年前後からの、狂乱物価と金利の更なる上昇が重なり、スタグフレーション
  (不況下の強いインフレ)が起こり、西欧先輩資本主義は奈落の底に落ちる
  予測されます。波動{30年㌟x3x3x3}からの予測です。
 
● 株式暴落の後は、勿論最後の商品の時代です。  
  

コメント (1)
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