歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

全ての体制の寿命は270年・資本主義も同様、マルクスは甦る・しかし悪夢として

2018年05月15日 19時59分57秒 | システムの崩壊


日本は社会主義嫌い? マルクス生誕200年、変わる世界の社会主義への認識
               May 14 2018

Everett Historical / Shutterstock.com

 5月5日は、カール・マルクス生誕200年の日だった。1989年以降、その思想を取り入れた共産主義国は次々と崩壊し、マルクスを知らない世代も育っている。その一方で、格差の拡大が世界的に問題となる今、マルクスが唱えた社会主義の理想に再注目する動きも見られる。生誕200年を前に行われた大手の世論調査では、社会主義的な考えに対する国ごとの見方がまとめられており、日本にとっては非常に興味深い結果となっている。

◆マルクス人気、旧ソ連のロシアで下降 欧米では社会主義ブーム

 モスクワ・タイムズ紙は、マルクスは19世紀における最も影響力のある思想家で、その考えが政治体制として最初に実現したのがソ連であったと述べる。しかし、5月5日が近づいてもロシアでは政府としてそれを記念することはないという。独立系調査機関レバダ・センターのレフ・グドコフ氏は、ソ連崩壊後20数年が経過した今、ロシア人は皆マルクスを忘れてしまったと述べている。同センターの調査では、調査対象者の4分の1がマルクスを誰なのか知らなかった。グドコフ氏によれば、1989年には35%のロシア人がマルクスを「最も偉大な人物10人」の1人に上げたが、ソ連崩壊後の1991年末には8%となり、2008年以来、数字は3%ほどで変動していないという。

 対照的に西側諸国では、資本主義からのシフトを求める社会主義者の政治家が人気を得ている。アメリカでは、社会主義的革命を唱えるバーニー・サンダース上院議員が、民主党の大統領選で旋風を巻き起こした。イギリスでは、昨年の選挙で社会主義を誇りにするジェレミー・コービン氏の労働党が大躍進しており、マルクスの思想は今日でも意義あるものとして存在しているとロシアのニュース局RTは述べている。

◆社会主義は中国に根付く? ただ実態は異なる

 マルクス生誕200年を前に、世論調査会社イプソスは、世界28ヶ国、2万人を対象に「21世紀における社会主義の理想に対する考え」を問う調査を行っている。「現在、社会の進歩にとって社会主義の理想は大いに価値がある」という考えに賛成するとした人が最も多かったのは、中国(84%)だった。ロイターによれば、「中国共産党はその社会主義のルーツを忘れてはならない」と習近平主席は説き、マルクス生誕200年に際し、政府は特に若者にその偉大さを教えるプロパガンダを発信している。

 しかし、実際の中国は、派手な消費から社会格差まで、あらゆる現代資本主義社会の特徴を見せているとロイターは述べる。党のレトリックと実際の中国社会の間の明らかな矛盾は、党がもはやマルクス主義に動機づけられているのではなく、実際的で経済的な関心に何よりも重きを置いていることを示唆するものだとしている。

◆広がる格差を認識も、日本は社会主義嫌い?

 イプソスの調査結果は、日本にとって大変興味深いものとなった。前出の「現在、社会の進歩にとって社会主義の理想は大いに価値がある」という考えに最も賛同しなかったのは日本(21%)で、アメリカ(39%)、フランス(28%)よりも低かった。

「私の国では、貧しい人を支えるために、裕福な人ほど多く税金を支払うべきだ」という問いに対しては、最も賛成が多かったのはスペイン(87%)で、セルビアと中国が86%でそれに続いた。平均は78%だったが、日本は70%しか賛成せず、南アフリカ(58%)、ブラジル(66%)、アメリカ(67%)に次ぎ、ポーランドとともに下から4番目となった。

 さらに「私の国では、教育は無料であるべきだ」「私の国では、無料の医療サービスは人間としての権利だ」「私の国では、すべての住人が無条件のベーシックインカムへの権利を持つべきだ」という社会主義の理想に対して、賛成の平均はそれぞれ89%、87%、69%だったが、日本はそれぞれ64%、47%、38%で、ダントツの最下位だった。

 欧米では2008年の世界経済危機以後、社会主義が可能性を秘めた政治システムとして徐々に人気になっている。日本でも格差が広がり、教育・医療・年金制度の崩壊が危惧されているが、一般に社会主義の理想は受け入れられにくいことが、今回の調査で明らかになった。やはり「自己責任」を重んじる人が多いということだろうか。社会主義ブームの嵐が日本で吹き荒れることはしばらくなさそうだ。
Text by 山川 真智子

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 上記の現象を説明できる理論は、ただ一つ1体制270年説である。
  270年たたなければ、新しい体制は出来ないのです。
  これが歴史の必然です。

● そして体制の順序も決められているのです。初めに270年の武人の時代。
  別名戦国時代と云えます。武力=軍事独裁が政権の基本です。
  その体制が270年たてば、制度の軋みと歴史の法則により、

● 新しい政治システム=知恵者の時代=賢帝の時代が来るのです。
  その時代が270年(90年X3)たてば再び制度の疲労と必然により
  富裕者の時代=今の制度では、自由と民主主義の時代と云えます。

● 18世紀中期に始まった、西欧の資本主義(この場合は英米型資本主義)
  はその寿命を迎えているのです。従って次に来る西欧の体制は
  戦国時代と云えます。つまり、力が全てを決める独裁時代です。

● これは1910年からの中国や北朝鮮や中国の周辺国に見られる体制です。
  言い換えれば、血筋血統を重んじる独裁体制、又は共産主義=
  社会主義を標榜するシステムです。形がどうであれ、

● 力で支配する独裁体制という事です。2046年に資本主義の寿命が来る
  USAは、既に独裁戦国時代の萌芽として、トランプ大統領家族に
  よる政治の私物化の兆候が見られます。バックは勿論軍隊です。

● 資本主義が崩壊するのは、その内部矛盾の性ではなく、単に寿命が
  来たための崩壊なのです。マルクスはただ資本主義のシステムを
  分析しただけであり、その結果としての予測は全く、

● 的外れでした。初期資本主義の悲惨さを乗り越えて、資本主義は
  世界で最も豊かで、世界を支配するシステムとなったのです。
  それが歴史の現実なのです。

● しかしそのシステムも270年の寿命の為に、次のシステムの台頭が
  望まれているのです。それが再びマルクスが見直される理由です。
  しかし次のシステムは武人戦国時代ですから、

● 北朝鮮のような血筋血統による独裁か、又は共産主義中国、旧ソ連の
  ような共産主義かのどちらかを取らなくてはならないのが、
  歴史の必然です。マルクスの桃源郷は何処にもあり得ません。

● 言い換えれば、歴史の反動の時期とも言えます。これを繰り返すのが
  歴史であり、人類なのです。勿論単純には繰り返しませんが、
  しかしらせん状に繰り返すのです。

● これが2046年の英米型資本主義の崩壊、2059年の仏型資本主義の崩壊
  の後に来る、西欧の武人戦国時代の始まりを意味します。従って
  相いれない左右の勢力は、武力衝突で勝敗を決める必要があるのです。

● これは同時に西欧文明の崩壊をも意味します。そして東洋文明の再台頭
  を齎すのです。これが1600年サイクル(30X3X3X3 x2)で
  繰り返されるのが、東西文明の交代という歴史サイクルです。

● 武人時代が崩壊して、賢帝独裁の時代に突入したロシアは全く
  共産主義の興味がないのは、当然です。日独伊は1868年
  前後に賢帝絶対王朝の独裁時代が終わって、

● 資本主義の時代に突入しましたから、後100年余は資本主義が
  残っているのです。全く関係なさそうに見えるこれらの
  国が3国同盟を結んだのは、同じ時代の同級生=

● 植民地を持たざる国だったからなのです。先輩で世界各地に植民地を
  持っている先発資本主義国家の植民地を欲して、戦争を仕掛けたのが
  第二次大戦だったのです。全ては私の理論で説明できます。

● だから上記の世界の混乱が、再び現れてくるのです。ただマルクスの予言は
  200年近くたってから実現するという意味では、全く予言にもなって
  いないのです。更に資本主義の次は社会主義=共産主義の桃源郷と

● 予言したようですが、これもとんでもない大きな間違いなのは、旧ソ連や
  中国や北朝鮮やキューバ等を見れば、馬鹿でも分かりますし、
  トランプ大統領の行動から分かるように、未来の武人時代とは

● 家族又は共産主義思想のどちらかで、軍事独裁する時代なのです。
  桃源郷ではなく、多くなった人類を淘汰する殺し合いの
  戦国時代なのです。

● 時代はやがて核を使う世界戦国時代へと移行して行くのです。
  USAとイスラエルの傲慢さとイスラエル大帝国の確立と
  その後に起こる大崩壊も、予測してきました。

● イスラエルはそのように動いています。頂点とは、
  次は下りしかないのです。サイクルとは、
  再帰性とはこのような事なのです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする