歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

今後の世界の繁栄と平和は全て日本にかかっています。 世界戦国時代に備えて

2018年10月12日 18時56分28秒 | 世界戦国時代
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)10月13日(土曜日)弐
        通巻第5856号    <前日発行>
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速報)
  マレーシア政府、逃亡ウィグル人をトルコへ送り出した
   中国の強圧をはねのけて人道尊重。トルコも受け入れ歓迎
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 過酷な弾圧を逃れてウィグル族の若者らが決死の逃避行を続けている。
すでに数千、数万のウィグル人はカザフ経由などでトルコ入りした。過激派はイラク、シリアのISキャンプに志願した。

 2014年以来、ウィグルから雲南省など山道、けものみちを越え、別のルートと辿ってタイにたどり着いた数百のウィグル人はタイの収容所に暮らし、国際社会は一日も早いトルコへの帰還を呼びかけてきた。

ラビア・カディール女史が率いる「世界ウィグル会議」も様々な機会を通じて、国際機関に必死に訴えてきたが、タイ政府は2015年に、このうちの200名を中国へ強制送還した。

 タイの無慈悲な行為に国際社会は批判をやめず、最近はロヒンギャを弾圧したスーチーと並べて批判してきた。

 タイの収容所から11名のウィグル族が脱走し、マレーシアへ入国していた。
マレーシア政府はこれらの亡命希望者をトルコ政府と秘密交渉のすえに、トルコへ送り届けたことが10月12日までに分かった。

 マハティール新政権は、いかなる中国からの恐喝や強要をも無視して、人道主義に基づく決断をなしたことは、高く評価される。

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● ベトナムもタイもミャンマーも武人時代と書いてきました。言い換えれば
  性格は中共がヤクザのボスとすれば、チンピラ又は半ぐれという事に
  なります。ボスよりは影響を与えやすいですが、

● しかし狼の子は狼です。しっかりと監視や教育が必要です。少し目を離すと
  すぐにヤクザの親分のもとに行くのです。だから、資本主義の次の
  主役である日本は、ボスに負けない体力が要求されるのです。

● 早い話が、USA並み又はそれ以上の軍事力や核戦力が、USA崩壊後には
  要求されるのです。そうでなければ、アジアは全て中共の影響下に
  入ります。それが日本の宿命です。

● 経済のみでなく軍事力でも、USAを凌駕してこそ、世界の安定と繁栄は
  保証されるのです。今後の世界の平和は、日本にかかっているのです。
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アラブの春は歴史の一時的反発・中東の流れは賢帝の独裁  歴史経済波動学

2018年10月12日 10時06分57秒 | 知恵者・賢帝独裁の時代
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)10月12日(金曜日)
        通巻第5854号  
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 ジャメール・カショギ、って誰? サウジのジャーナリストが行方不明に
  「アラブの春」から「アラブの冬」が到来していた
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 チュニジアから始まった「アラブの春」は、まずチュニジアで独裁者ベン・アリが国外へ逃亡、リビアでカダフィ大佐が殺害された。つぎにエジプトへ飛び火し、ムバラク政権が崩壊し、一時的に「イスラム同胞団」の原理主義的政権が誕生したが、やがて軍部によるクーデターで「民主化」の夢はついえた。

 「アラブの春」の勢いはここまでだった。
シリアに飛び火した「アラブの春」運動は反動を促し、残酷な戦闘、悲壮な内戦をもたらして、米、NATO、そしてロシアが、トルコが介入して泥沼となった。
シリアの国土は廃墟と化けた。この空隙にISが入り込み、テロ,荒廃、すさまじき死体の山に難民の大量発生、この難民が欧州へ押し寄せ、独仏伊ほかで、ナショナリズムが高まり、EU、ユーロ危機へとつながる「想定外」の結果を運んだ


 ウクライナの反ロシア派の蜂起は、米国の中途半端な介入によってむしろ混沌が増大し、プーチンの権力基盤を固めさせてしまった。
ウクライナ東部は事実上ロシア傘下にはいり、欧米は冷戦時代のように、ロシアを軍事大国として脅威視するまでに逆戻りした。

 さてサウジアラビアである。
 サルマン皇太子による専制恐怖政治は、有力王子らを監禁して財産を吐き出させる一方、「女性の運転」を認めるジェスチャーで民主化を装いながら、イエーメンに軍事介入して500億ドル余もの軍事費を費消し、アラムコの上場は見送り、次世代経済計画はほとんど白紙に戻りつつあり、そして、カショギ事件だ。

 カショギはサウジアラビアの反体制ジャーナリストだが、ワシントンポストへ寄稿者として知られ、トルコのサウジ総領事館へ入ったところまでが確認された。
以後、消息を絶って、「消された」と欧米メディアが騒ぎ、トルコは総領事館への立ち入り捜査を要求した。

 この一連の出来事で、ホワイトハウス内部が揺れた。
クシュナーが主導した中東外交が、サウジ王家の専制政治と国際非難の余波を受けて、崩れかけているからだ。
 同時にサウジアラビア政治は思わぬ国際的非難と反撃を前に立ち往生となり、サルマン皇太子の政治力に大きな陰りが出た。ということは安定性を欠く状況がくると同義語であり、次の懸念は石油輸出の継続が可能か、どうか。

 イランの代理兵としてイエーメンに潜伏する武装集団は、紅海を航行する石油タンカーへミサイル攻撃をしている。サウジはイランへの敵愾心を燃やし、現在の危機的状況を打開、もしくはすり替えるために、軍事行動にでる可能性は否定できない。
 つまり「アラブの春」は皮肉にも、「アラブの冬」
となった。


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● 予想は予定通り進む。トルコが中東を支配していた時代は、アラブは武人の時代
  =戦国時代であった。トルコの崩壊後、20世紀初頭でアラブは分割して
   独立と同時に知恵者賢帝の独裁の時代に入ったのです。

● 日本の戦国時代が終わって、賢帝の独裁・つまり270年の江戸時代が始まった
  のと相似です。そこに世界の支配システム・西洋資本主義がその経済的
  野心(石油)で中東に介入したのが、中東の全ての混乱の源なのです。

● 中東は戦国時代・武人の時代から、知恵者の時代・知恵者賢帝の独裁、そして
  富裕者の・自由と民主主義の時代へと進むのです。この1時代270年の
  流れは絶対変える事は出来ないのです。それが歴史です。

● その意味で、USA/大西洋資本主義は今や世界の反動となり、異なるシステム
  への介入はことごとく失敗する運命なのです。このようないらぬお節介が
  形式的には、ブーメラン効果でUSA/大西洋資本主義を崩壊させるのです。
  実際はどのような体制も寿命が270年であることによるが・・。

● 自由貿易の否定(USAの政策、UKのEU離脱、EUという経済ブロック)
  と他国への軍事的ちょっかいが相まって、世界は混乱の渦
  つまり内戦型第三次世界大戦へと進むのです。

● 既に世界の株式市場は、崩壊が開始していますが、実際の崩壊開始は
  今年の2月末に始まっていることはすでに書きました。

  〝再び最高値を取るかもしれないが、スグに崩壊を開始する”
    との予測は見事に当たっています。

● このような崩壊の仕方は、エリオット波動の調整波のHorizontal type
   に相当します。つまり調整の仕方には大まかに3つのタイプがあるのです。

●  ❶ ZIGZAG Type 

   HOrizontal type ❷ flatt type

   ❸  a,Triangle type b,Expanded Triangle type

● 2月からの崩壊は❷に似ていますが、初期段階なので最終的には❶になる可能性
  もあり得ます。❸のbは珍しいですが、2000年からのUSAの崩壊30年サイクル
  の調整波がこれに当たります。これは長引き2019年で終わると予想できます。
  ❸のaの調整波は1929年の恐慌でみられ1949年で終わっています。
  一般的に❸のbは金余りの状態で起こります。

● これは1929年の世界恐慌の再発を恐れた、西欧の支配階級の政策の性です。
  具体的にはバーナンキが日本の高橋是清の政策を真似てヘリコプターで
  お金をバラまいたせいです。有名なヘリコプターマネー事件です。

● つまり、コンドラチェフの波の信奉者の支配階級が陥った、
  歴史経済の誤解のためです。つまり60~70年サイクルで
  経済の崩壊=大恐慌が起こると信じた支配階級の間違いです。

● 1990年からの日本の大崩壊は、ZIGZAGタイプで奈落の底に陥るような崩壊でしたが
  これは不況になれば=株が崩壊すればその痛みを和らげる目的で、一般的には
  モルヒネを打つ=金融緩和をするのが普通と思われますが、モルヒネを打たない
  どころか普通の痛み止めをも投与せずに、国民の苦しむさまを冷酷に見ていた
  のが日銀でした。これは病院の医師にも良く見られる日本人の性です。
  逆に欧米では、金融緩和=モルヒネの行き過ぎで、❸のbとなったのです。

● これはUSA/大西洋資本主義の末期ですから=老化現象による軋み=痛みが
  酷く、モルヒネ=金融緩和が増えすぎても理解できると云えます。

● いずれにしろ、世界の支配階級の予測は当たらず、実際は90年±αサイクルが
  大崩壊のサイクルなのです。

  30x3ⁿ(nは0~3を取りうる)
  30x3⁰=30年サイクル=普段見る好景気・不況の大きなサイクル
  30x3 =90年サイクル=戦争を誘発する恐慌サイクル
  30x3x3 =270年サイクル=体制の崩壊=革命のサイクル
  30x3x3x3=810年サイクル=東西文明移行のサイクル

● つまり、理論からUSA/大西洋資本主義の大崩壊は次の最後のサイクルという事が
  予測できます。つまり2029年から2046年までの最後の≒30年サイクルで、
  270年のサイクルが完結して、USA/大西洋資本主義が大崩壊するのです。

● 歴史経済は数字で表せるというのが、管理人の歴史経済波動説です。

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黒い赤ちゃん/体内汚染と情報検索  偏った・西洋医学

2018年10月12日 09時35分19秒 | 健康・医療
☆ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00000002-nagasaki-l42

黒い赤ちゃん「次の子も」 底知れぬ不安


10/10(水) 11:09配信 長崎新聞


「カネミ油症に出口はない」。そう語った油症2世の永井達也(仮名、手前)は、母が語る50年前の状況をうつむき加減に聞いた=県内


 半ば諦めにも似た感情が心を覆っている。長崎県内本土に暮らすカネミ油症の認定患者、永井達也(46)は生まれてこのかた、体調の良い日を過ごした記憶がない。強い倦怠(けんたい)感、突然の鼻血、関節の痛み-。日々何かしらの症状が、もはや“普通”になっている。「治療法の解明は結局、永遠のテーマで終わるんでしょうね。出口はないんですよ」。そう言って寂しげに笑みを浮かべた。
 達也は油症患者の母から生まれた「油症2世」。苦しみの連鎖の始まりは、彼がまだ生まれてもいない半世紀前にさかのぼる。
 1968(昭和43)年。当時27歳の母久代は夫、幼い長男、長女と4人で暮らしていた。2月ごろ、子ども2人を連れて長崎市に遊びに出掛けた帰り、偶然目に留まった市内の商店で食用油の一升瓶を買った。通常より数十円安かった。天ぷらなどに使い、春にはなくなった。
 5、6月ごろ、異変が起き始める。体がだるくなり、無数の吹き出物が子ども2人は頭皮や全身に、久代は顔中にできた。つぶすと白く生臭い膿(うみ)があふれ出た。夫は背中に集中。ズキズキと痛み、あおむけで寝られないほど。子どもたちも痛くて泣いた。大量の目やにが出て、朝起きてすぐには目を開けられない日も。爪は黒く変色し、波打って変形。切っても切っても元の形や色には戻らなかった。歯茎は紫に変色した。
 10月、カネミ倉庫製の米ぬか油を食べた人たちに吹き出物などが特徴の「奇病」が相次いでいると、新聞やテレビが一斉に報じ始めた。久代は通っていた皮膚科で恐る恐る関連を尋ねたが、「カネミはこんなもんじゃない」と医師に一蹴された。
 久代は当時、次男の出産を控えていた。達也の4歳上の兄に当たる。10月下旬、きつい体をおして産んだ赤ちゃんは皮膚が黒ずんでいた。1700グラムの未熟児。泣き声は弱々しかった。「あの油のせいだ」。久代の中で、家族の病と油症がはっきりと結び付いた。産婦人科医に勧められて検査を受け、すぐに家族5人が油症認定された。
 だが、その後も一家の症状が回復する気配はない。特に、幼い次男は症状が重かった。成長が遅れ、肺炎や腎盂(じんう)炎、ぼうこう炎などを次々発症。夜中に病院へ駆け込むこともしばしば。70年、夫が交通事故で亡くなる悲劇にも見舞われた。
 久代はやがて再婚。そして新たな命を授かった。妊娠中、目の前の幼い次男は相次ぐ病でつらそうにしていた。「次の子も黒い赤ちゃんとして産まれてくるのだろうか」。底知れぬ不安が広がった。

◎2世の苦悩 ひた隠し 付きまとう病と偏見

 カネミ油症事件の発覚から4年後の1972(昭和47)年秋。達也は、県内本土に暮らす油症患者の久代の末っ子、三男として産まれた。
 達也の肌は、「黒い赤ちゃん」として生まれた4歳上の兄に比べると少しだけ程度は軽かったが、やはり浅黒かった。0歳で油症認定された。風邪をひきやすく、幼少期から病院に通う日々だ。

 汚染油を直接食べていない次世代患者は、母親の胎盤や母乳を通じて油症の原因物質ダイオキシン類が移り、さまざまな症状を引き起こしているとみられる

 達也は物心がついた時から、体調の悪さが付きまとった。特に強い倦怠(けんたい)感や眠気に襲われた。朝は布団から起き上がれない日が多く、授業にも集中できなかった。鼻血が突然出て、止まらなくなった。
 久代は70~80年代、原因企業のカネミ倉庫(北九州市)や国などの責任を問う集団訴訟を原告の1人として闘い、同社などとの交渉にも臨んだ。そんな母の姿を見ていた達也は、中学生のころには自分がカネミ油症だと自覚した。だが学校ではひた隠しにした。「差別や偏見も怖かったが、自分にとっては長く付き合った症状で普通のこと。自分で消化するしかなかった」
 高校卒業後は、県外で一時働き、20代で地元に戻り再就職した。子どものころからの症状は今も定期的に現れ、仕事にも支障が出ている。「まだ40代。体を酷使しているわけでもないのに」。不可解な症状に、将来への漠然とした不安が募る。ここ数年はきょうだいが子宮筋腫やぼうこうがんを患い手術。達也も脳梗塞を発症した。
 人生に不気味に付きまとう油症。達也は、できる限り距離を置こうとしてきた。カネミ倉庫が認定患者に発行している「受療券」を、達也は一度も受け取ったことがない。医療機関などの窓口で示せば医療費や薬代の自己負担分を払わなくて済むが、達也はあえて自分でいったん支払い、後でカネミ倉庫に請求している。
 「券を持っていることでいちいち偏見の目で見られたくない。50年たてば医療機関でも事件を知っている人は少ないでしょう」。窓口で一から説明させられることを想像すると嫌になる。
 この50年、国や企業、社会に「声」を上げ続けてきた親世代との“温度差”は自覚している。だが、今更掘り返したくない。そっとしておいてほしい。世の中に溶け込みたい-。達也の正直な思いだ。それは家庭内でも同じ。妻にはまだ、自らが油症だとはっきり告げていない。
  =文中仮名、敬称略=

◆ ◆ ◆ 
 長崎県など西日本一帯に健康被害をもたらしたカネミ油症事件は50年前の10月10日、新聞報道で発覚した。汚染油を直接食べた人だけでなく、その子どもらにも深刻な症状が現れている。一方、そうした次世代の油症認定や医療保障などの救済は進んでいない。終わりの見えない化学物質被害の「連鎖」の実態を見詰めた。

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● 冒される日本人の脳   著者 白木博次  の素晴らしい研究から
  分かることは、重金属・汚染物質などは妊娠中の体内で胎児の
  臓器に蓄積されて、次世代に伝えられることが分かっています。

● まるで遺伝子するかのような、または家族性であるかの様な汚染物質の
  子孫への伝達は、医学的考えの変更や、環境汚染の深刻さを
  物語るものです。これを読まずして、環境問題は語れないでしょう。

● 私はこのような患者の治療経験はないが、是非私のブログを通して
  治療法を模索してほしいものです。簡単に誰でも出来且つ
  副作用がないのです。何故試さない選択肢があるのです。

● 最低限EPA/DHA、ビタミンD3、タウリンは試してほしいものです。

  
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