ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ガス化記念日

2007-03-20 | 家&庭関係
今日、西蘭家はガス化しました
ニュージーランド以外の方には、「何のこと?」という話なのですが、
オール電化の家にガスを引いたのです。
今ドキの日本や香港ではオール電化を進めているというのに、まさに時代に逆行ですね*▽*
というか、ここが早すぎた? 戦後ず~っとオール電化だったんでしょうから。

すべてを電気に頼る生活を2年半以上続け、つくづく思うのは、
その不経済とエネルギー浪費。
どの蛇口からもお湯が出るのは便利なのですが、そのお湯をタンクに24時間溜めておく無駄には、環境系どケチとしては耐えがたいものがありました。

(とうとうお別れしたタンク。周りを専用布でくるんでいないので一層電力を浪費してました><;→)

お湯のほとんどが使わないうちに冷めていき、それを自動的に何度も何度も沸かし返す途方もなさ。誰も入っていないお風呂を1年365日、1日24時間、適温・適量に保っておくようなものです。一時話題になった「24時間風呂」を各家庭でしているのも同然。

寝ていても、外出していても、旅行に行っていても、これが電力で繰り返されていくんですよ~T▽T(機種によっては止められるのもあるのでしょうが、うちのは自分ではできませんでした)いくら快適さの追求といえども、もう少し効率的な方法があるでしょうに。

(←タンク周りはいつも温かいので生乾きの服や靴も一晩でパリっと。そんな風に使えるのがささやかな慰め?そうそう、このメタルのカゴも2年前の粗大ゴミの時に拾い、今でも愛用しています)

そこで、北半球の生活では当然だった電気とガスの併用に踏み切ることにしました。この家、前のオーナーが調理だけはガス化しておいてくれたので、ずい分助かりました。瞬時に強火にもとろ火にもでき、魚も焼け、電気代も心持ち安くなると、いいことづくめです。今日からはシャワーなどのお湯もすべてガスです。

設置は拍子抜けするほど簡単で、半日仕事でした。
夫は大喜びで業者が帰ったのと同時にシャワーを浴び出し、彼らのボスが仕事の完了を確認に来たときにはタオルを腰に巻いて、
“Very Goooood!”
と仁王立ち。ボスも大笑いでした´▽`

お湯の水圧と温度そのものが上がり、タンクの残量を気にしなくていいので、気兼ねなく連続でシャワーを浴びられるのも、真冬の雨の日のラグビーの後などはウレシいところ。

(リンナイです♪→
1分間に26リットルのお湯を作るので「26」。広東語では「易路」(イージーロード)という非常に幸先のいい番号で即決定。西蘭家はこんなところまで中華ライフ´m`→)

やや大きめの湯沸かし器を設置したのは、将来の「バスルーム3ヶ所化」への壮大な夢の小さな一歩でもあります´▽`ゞ(そんなに造ってどーする?)
さっ、これで電気代がどうなるか♪