ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

タイル職人怒って帰る

2010-06-22 | 家&庭関係
(ほとんど「リフォーム日記」になってますが、しばしお付き合いを。
で、今日も後出し日記です


「我不幹了!」(やんねぇよ、こんな仕事!)
昨日の夕方、約束の時間にやってきたタイル職人は、午前中に買ってきたタイルを見せると、一言大声で言い、回れ右をして帰っていきました。

一緒に来ていた弟子風の若い男性が(後から息子だと知りました)、小さく頭を振り、ヤレヤレという顔で後に続きました。


この間、せいぜい1分


2人は手にバケツや道具をたくさん持っていて、今にもセメントをこねて作業が始められるところでした。
(バスタブを外したら、その下から以前のシャワー跡が出てきて床が平らでないことがわかり、セメントを流して平らにする予定でした)


これはボードで塞いだ後の写真ですが、この下の床板が中央の排水溝にかけて緩い傾斜になるようキレイに削ってあったのです 

いくらNZ原木のリムらしい厚いハードウッドとはいえ、床板を削ってそのままシャワールームにするとは

ビニールでコーティングして使っていたのでしょうが、
昔のヒトってスゴすぎ


彼がカンカンに怒ってしまったのは、ワタクシが10cm×10cmのタイルを床用に選んだからでした。今の流行は30cm×40cmや40cm×40cm。
大きいのであれば60cm×60cmなんていうのもあります。

大きいサイズは平米辺り数枚なので作業も早く、見栄えもいいのです。
同じ面積を数枚で埋めるか、100枚で埋めるか、確かに大きな違いです。

サリーからは、
「大きいのを選びなさいよ。豪華で見栄えもいいんだから。」
とは言われていたものの、
「うちのバスルームは狭いから大きいのは合わないと思う。だから選ばないと思うよ。」
と答えていて、けっきょくのところ、
「まぁ、好きなのを買って来なさいよ。」
と言われていたので、本当に気に入ったのを買ってきたら、このざまに


昨夜のうちにセメントを流し、今朝は朝からタイル張りが始まるはずだったのに、誰~も来ません

タイル職人に帰られてしまい、すぐにサリーに連絡を入れると、
10cm×10cm?なんでそんなに小さいのを買ったの?今どき、誰もそんなの使わないわよ。しょうがないわね~。他の人を当たってみるわ。」
と言われていたのですが・・・・


ワタクシの頭の中には、
「我不幹了!」
と言う彼の大声がいまだに響いています。

これで工事が遅れても、別の人に高額を請求されても困ります。

でも、もうタイルは配達されてきて、張られるのを待つばかり・・・