ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

KAZUYAで感謝の日

2019-05-30 | 料理・食べ物・外食
今年もまた感謝の日を迎えます。


2004年5月31日に
夫がロングタームビジネスビザ
という一種の起業家ビザを、
2005年5月31日に私が永住権を
1年違いでそれぞれ取得した日


さいらん家のNZ移住において
忘れることができない日です。


1日早いですが、KAZUYAでお祝い



料理に目覚めた善(22歳)も一緒。

アミューズはクマラ
中は本当にスープで、
完璧な一口サイズ(笑)


毎回楽しみなアワアワ
グラスからして泡なのに、

さらに泡の二段重ね


上の泡はローズマリーの香り

口に含めば香りの余韻だけを残して
一瞬で消えていく、このはかなさ。


パンがボリュームアップ

KAZUYA特製レワレワハニー
ハチミツを超えた宝石の輝き
オリーブオイルは飲みたいレベル


「こんなに食べてしまったら・・・」

と、もちろん全部いただきました(笑)
パンは皮だけでいい方の私には、
このサイズ感は完璧


サーモンとイクラの親子刺身

旬ですものね。


ダイヤモンドシェルのパスタ

シーズンが始まった芽キャベツ添え
豪華な食材以上に贅沢を感じる一皿
なにげない食材に魔法がかかります。


KAZUYAのシグニチャー

30種類以上の野菜の下に
プロシュートを仕込んだテクスチャー


野菜の甘みが口の中に
広がりきったところで、
やおら美しいピンクの
プロシュートが登場(笑)
ほのかな塩分が絶妙です。


お魚は金目鯛



外食だとあるようでない皮つきに

善も写真をパシャパシャ
ぜひ温(25歳)のような
料理男子になってほしい


お肉は私と善が

ケンブリッジダック


夫が家では食べられない

アンガスビーフ
(※私がビーフを食べないので)


肉が持つ脂じみたところが
完全に消去されていながら、
そのうまみや柔らかさだけは
包み込まれている上品さ。


ソルベのオレンジは

まさかの柿
外食で柿は生涯初めてかも
柑橘とは違う艶のある美しさ


デザートは和栗でした

クライストチャーチ産だそうです。
冷たいのに温かく感じる色の錯覚
季節を閉じ込めたような一皿


心のこもった1杯



永住権14周年記念ということで

美しいプレートをいただきました
可愛い雛あられのようなものは
KAZUYAさんのご出身の香川県の
郷土菓子で「おいり」という、
お嫁入り菓子なんだそうです。


プチフール

これからの1年が見通せそうな気になる
クリスタルボールのようなお水のジュレ。
絶品です


つつがなく14周年を迎えられたことに
これからもここにいられることに、
そして特別な日を盛り上げてくれる
美味しいお食事と寛ぎの空間に
心から感謝します




・・・・とここで〆てはいけない



まさに今日、情報解禁になったそうですが、
KAZUYAのパン屋さんがスタートするそう
「待ってました~~~
という人たちがごまんといそう。


食パンやサンドイッチ、バーガーや
おなじみのプリンやティラミスも
もしかしたら和風パスタなどなど
充実したテイクアウェイメニューに
なるかも
という、心臓バグバグ企画のようです。


まずは店頭販売でのソフトオープンで、
ゆくゆくは~
と前振りだけで血圧上がりそうです


これからムダにサイモンズストリートに
出没しそうな予感
詳細はKAZUYAのフェイスブック