ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ブラックナイトを超えて

2019-10-28 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
昨日の黒表紙のヘラルド紙は

朝日でも記事になっていましたね。


「誰も語りたくないという気持ちを表した」
「NZ人が誰も読みたがらないニュース」
というのはまったくその通りで、
ヘラルド、さすがわかってる
みんな昨日はスルーしたかった


日本の友人からは、
>NZの新聞、さすがです。
関西における阪神タイガース
至上主義のスポーツ新聞
デイリーよりすごい^_^

と、褒められ(?)ました。


今日も表紙はラグビーで。

「ブラックナイトを超えて」
というタイトルの社説が
1面トップに


「イングランドはいつもの
北半球チームのようにではなく
オールブラックスのように戦った」
という本音には多くのキウイが
同意したことでしょう。


南半球ラグビーは選手だけでなく
監督の輸出で北半球にも広がり、
世界標準になりつつある
とつくづく思いました。
ブレイブブロッサムズの躍進も
ジョセフ抜きには語れないし。


1905年のヨーロッパ遠征で
現地の新聞がNZ代表チームを
「全員バックス(オールバックス)
のようだ」と評し、それが誤植で
オールブラックスになったという
有名な話がありますが、100年の
時を経て、北半球チームもまた
全員がバックスのように走る
ランニングラグビーになってきた


追い込まれ追い込まれ、苦しくて
蹴っていたのはオールブラックス。
新世代の幕が開いたと思いました。


苦しいけどなんとかなる



ブラックマジックは蘇る




この苦しさをバネに

次世代ラグビーを
切り開いて行こう