ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

痛みの孤独

2022-04-11 | 健康・美容
3月22日に初めてフィジオ(理
学療法士)に行き、その晩から
患部が猛烈に痛み出し、痛み
止めのお世話になるという、
1年に1回あるかないかの痛み


その後は徐々に快復したもの
の、歩いても走っても違和感
が強く、いつもの5、6kmで
はなく2kmが精一杯でした。


「これって効いてるのかな
と思いつつも、プロに期待


今月5日に再びフィジオへ
施術をしてもらい、前回同様
腰が軽く感じ明るい気持ち
で帰宅し、果たしてその晩も
好調で、「効いてるんだ



痛みは翌日からでした
再び呼吸を整えつつ患部を温
め続け、消炎剤のお世話に。
強い薬はできるだけ避けてき
ましたが13年間で2回目の消
炎剤服用だったと思います。


フィジオでベルトを使って一
時的に股関節を開いてもらう
と、関節の間に空気が通るよ
うな、光が差すような、非常
に前向きな気持ちになれるの
ですが、どうもこれが指圧の
揉み返しのように後の痛みと
なるようで2回やって確信


1回目の痛みは、これを超え
ると何かが変ってくるんだろ
うかという期待がありまし
たが、2回目はその期待が消
えたせいか余計辛い痛みに。


痛みの孤独は堪えました。
フィジオというプロに頼れず
また1人で向き合うしかない


特に夫はフィジオが合う信奉
者なので、同じ効果を共有で
きない孤立感も感じました。


痛くても他覚症状はなく、誰
にもわかってもらえない中で
いつ、どこで起きるかわから
ない痛みを抱え一生生きてい
くのかと、今まではやり過ご
せた現実に愕然としました。


「旅行中にこんな風になった
ら落ちるだろうな」と思っ
ただけで、落ちました


神経のほとんどが痛みに集中
すると、穴に落ちるようにど
こまでもどこまでも、ネガテ
ィブに孤独になれるものなの
だというのも実感しました。


その中で夫の理解と、いざと
なれば消炎剤に頼ればいい
という気持ちの切り替えは、
孤独を吹っ切る救いでした。


2009年の発症時に家庭医が
「関節炎には薬もサプリもな
い。フィジオも針も進行を遅
らせたり痛みを和らげたりす
るだけで治せはしない。自分
で関節を動かして固まらない
ようにし、周囲の筋肉を育て
て転ばないよう、いつまでも
歩けるようにするしかない」
と言われたことを肝に銘じて
これからも1人で闘おう



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