to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

甘咬み

2007年03月05日 | Obedience

欧介は、1歳くらいまで甘咬みがひどくて、

「これって、甘咬みなの?」って疑いたくなるような咬みっぷりでした。

服の袖や裾にくらいついたまま、唸って、

振り落とそうとしても離れない、しぶとさでした。

 

お散歩の帰り道、o-mamaの足にガウガウ言いながら、噛み付いて

ズボンの裾が千切れちゃったこともありました。

o-papaの靴はボロボロになりました。

訓練士さんに蹴飛ばしてくださいって言われて、

蹴飛ばしたら、逆切れされて、

上着の裾にぶら下がって、唸って、くらいついてしましたよ。。。

 

結局、o-mamaの蹴り勝ちで、終戦を迎えました。

今思えば、そんな苦労しなくても良かったのにね。

 

蒼太は、朝起きてくると飛びついてきて、

じゃれながら甘咬みをしてきました。

遊びの中で、歯が人の手に触れたりする時、

偶然かな?って見過ごすことが多いのですが、

犬は、そういう隙を見過ごさないのだなぁって、

蒼太に接していて気づきました。

犬は、隙を見つけては、飼い主との力比べをしているのです。

 

たとえば、蒼太が朝、ケージから出て興奮して、チョイ咬みをしてきます。

興奮状態にあるので、これはいけないと思い、強く叱ります。

一瞬は、止めるのですが、またやって来ます。

この繰り返しです。

 

別の場面では、PCに向かって文字を打っている時、

かまって欲しいのか、服の裾を咬み咬みしています。

こんな時って、なんとなく許してしまったりします。

その行為が、ひどくなって犬が興奮し始めると、

「いけない!!」って怒っていました。

 

興奮する前の段階で、「やめて!!」ときっぱりと強い口調で言う。

また、やり始めようとしたら、静かにきっぱりと「いけない!!」と言う。

 

蒼太が、興奮する前に言うので、聞く耳を持ってくれます。

こちらも、興奮せずに済むので血圧も上がりません。

楽チンなのに効果絶大です。

 

今日、お散歩であったボーダーコリーの9ヶ月の男の子。

飼い主さんが、「甘咬みしませんか?」って聞いてきました。

「ウチのは、遊んで欲しいんだと思うのだけど、遊べって言って

咬んでくるから遊んでやるのだけど・・・。」

偶然にも、O先生にお願いすることになったと話していたので、

o-mamaは、笑って済ましてしまったけど。

 

躾って、つい犬の気持ちを考えすぎてしまうのだけど、

犬は、飼い主が迷ったり、

その行為が何故起こったか考えたりする様子を、

甘さとしか思っていない気がします。

 

YESかNOを瞬時に選択できることが、

犬にとっては、尊敬できる飼い主なのかもしれません。

 

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