欧介は、1歳くらいまで甘咬みがひどくて、
「これって、甘咬みなの?」って疑いたくなるような咬みっぷりでした。
服の袖や裾にくらいついたまま、唸って、
振り落とそうとしても離れない、しぶとさでした。
お散歩の帰り道、o-mamaの足にガウガウ言いながら、噛み付いて
ズボンの裾が千切れちゃったこともありました。
o-papaの靴はボロボロになりました。
訓練士さんに蹴飛ばしてくださいって言われて、
蹴飛ばしたら、逆切れされて、
上着の裾にぶら下がって、唸って、くらいついてしましたよ。。。
結局、o-mamaの蹴り勝ちで、終戦を迎えました。
今思えば、そんな苦労しなくても良かったのにね。
蒼太は、朝起きてくると飛びついてきて、
じゃれながら甘咬みをしてきました。
遊びの中で、歯が人の手に触れたりする時、
偶然かな?って見過ごすことが多いのですが、
犬は、そういう隙を見過ごさないのだなぁって、
蒼太に接していて気づきました。
犬は、隙を見つけては、飼い主との力比べをしているのです。
たとえば、蒼太が朝、ケージから出て興奮して、チョイ咬みをしてきます。
興奮状態にあるので、これはいけないと思い、強く叱ります。
一瞬は、止めるのですが、またやって来ます。
この繰り返しです。
別の場面では、PCに向かって文字を打っている時、
かまって欲しいのか、服の裾を咬み咬みしています。
こんな時って、なんとなく許してしまったりします。
その行為が、ひどくなって犬が興奮し始めると、
「いけない!!」って怒っていました。
興奮する前の段階で、「やめて!!」ときっぱりと強い口調で言う。
また、やり始めようとしたら、静かにきっぱりと「いけない!!」と言う。
蒼太が、興奮する前に言うので、聞く耳を持ってくれます。
こちらも、興奮せずに済むので血圧も上がりません。
楽チンなのに効果絶大です。
今日、お散歩であったボーダーコリーの9ヶ月の男の子。
飼い主さんが、「甘咬みしませんか?」って聞いてきました。
「ウチのは、遊んで欲しいんだと思うのだけど、遊べって言って
咬んでくるから遊んでやるのだけど・・・。」
偶然にも、O先生にお願いすることになったと話していたので、
o-mamaは、笑って済ましてしまったけど。
躾って、つい犬の気持ちを考えすぎてしまうのだけど、
犬は、飼い主が迷ったり、
その行為が何故起こったか考えたりする様子を、
甘さとしか思っていない気がします。
YESかNOを瞬時に選択できることが、
犬にとっては、尊敬できる飼い主なのかもしれません。
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