to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

腕を磨く

2007年03月17日 | 日々の出来事

o-mamaは、仕事上、技術を身につけることが、

自分の評価につながるという経験をしてきました。

歯科医院で働く人は、主に

受付(医療事務業務)

歯科助手(アシスタント)

歯科衛生士(予防と衛生指導)と、3種類の業務に分かれて仕事をするのですが、

実際には、どの業務も境界が曖昧なのが現状です。

o-mamaがはじめてあった歯科助手の方は、

何でもできる優秀な方でした。

仕事をして1年に満たないo-mamaなんかより

ずっと患者さんの信頼も厚く、助けていただくというよりは、

殆どの仕事を、とられてしまったという感じ。

その方に言われた一言が、とっても辛かったのを覚えています。

「なんで、同じ仕事して、歯科衛生士ってだけで、いい給料がもらえるの?」

この言葉を聞いて、国家資格を持つということが、

どういうことなのかを、思い知らされました。

それからは、確実に歯科助手の方とは、あきらかに違うんだってことを

意識しながら仕事をするようになりました。

o-mamaが、プロの仕事をしたいと思った瞬間です。

 

どの業界にも、プロの仕事ってあると思うのです。

それは、その人にしか出来ない仕事だったり、

ぜひ、その人にお願いしたいと思われる仕事。

でも、そういう人たちが身につけた技術は、一晩寝たら身についていたような

簡単な道のりではなかったはず。

悔しくて眠れない夜もあったり、

人として存在すら認めてもらっていないのでは無いかと思うくらい、

プライドをズタズタにされてしまったり・・・。

きっと、人に感謝されたり、喜ばれたり、羨まれたりって言うのは、

ほんの一瞬だったに違いないのです。

でも、その小さな一瞬のために、腕を磨くのです。

 

今、仕事をセーブして犬中心の生活をしていると、

そういったプロの仕事をしている人たちに会う機会は、

犬関係の訓練士さんだったりします。

o-mamaが出逢った彼らの、犬とその飼い主に対する指導は、的確です。

一つとして同じ組み合わせの無い犬と飼い主ですが、

それぞれに合ったアドバイスが出来る引き出しの多さは、

彼らの培った様々な経験のなせる業だと思います。

 

最近、ペットブームにあやかり、にわか訓練士も多くなっているそうです。

o-mamaは、プロの仕事は、

相手の生活や習慣、そして考え方を読み取ることができ、

その人の要求に、その人が思っている以上に

応えることが出来る人だと思っています。

それは、押し付けでもおせっかいでもない、究極のサービスを提供できる人。

o-mamaは、運良く、プロフェッショナルな仕事のできる訓練士の方々に

適切なアドバイスをいただける環境に身を置くことができ、

欧介や蒼太を育てることができます。

でも、世の中には、未熟な指導者に振り回されている人々が

なんと多いことか・・・。

 

サービスを受ける側は、プロフェッショナルを見抜く目を持って欲しいし、

サービスを提供する側(ここでは、指導する立場にある人)は、

ぜひ、たくさんの素晴らしい経験を積み、素直な気持ちで吸収し

常に、高いレベルを目指して自分に緊張感を持っていて欲しい。

 

いろんなことを乗り越えてきた人にこそ、尊敬の念を持って、

教えを仰ぎたいと思うのです。

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Comments (4)
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