to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

バックスルー

2011年04月27日 | Obedience

欧介兄さんに、「バックスルー」を教えて、ほぼ1カ月。

今までになく早い完成~♪

「バックスルー」とは、欧介をo-mamaの前に正面停座させて、

バックスルーのコマンドのもと、欧介が身体をくるっと反転させて、

後ろ向きでo-mamaの足の間をくぐっていくというもの。

↑の写真は、後ろ向きでくぐる時。

↓の写真は、後ずさりながらくぐってる最中。

欧介は、覚えるまでに時間のかかる子だ、と、思っていた。

でも、最近わかってきたのは、わからないことを時間をかけて丁寧に教えられるのが

ただ単に苦手だったようです。

「こうしてみようか~?」とか「こうしたらできるかな~?」みたいな

犬に譲歩して交換条件みたいなことをされると、欧介的には、

「何をさせたいの??」ってどよ~んとしちゃうようです。

身体を反転させるってのも、「ディス」や「ヒール」で右左1回転できるので、

欧介としては、半分しか回らないと言うのが、最初は納得できない。

以前だったら、半回転をわからせるために、おやつを使ってとか、

たまたま半回転のときに褒めるとか、策を巡らせていました。

しかし、長引けば長引くほど、訳のわからない状況が続くので、嫌になってくる。

最近は、単純明快に、まず半回転を教えるのに、リードを使って、グリンと回し、

足の間にリードを引き込み、後ずさりをさせ、できたら「欧介~、天才~~」って

褒めまくってご褒美。

最初は、何をされてるのかわからない顔をしていますが、お構いなしにやらせては

ご褒美を繰り返していくうちに、身体の力が抜け、リードが緩み始めます。

毎回、無理やり引いてたリードを補助的に使うようにして、コマンドを刷り込みます。

リードを使わずにやってみて、回転不足で足の間に身体が入らないときは、

手を添えて誘導するとかして、少しづつ強い誘導を少なくしていきます。

コマンドだけでやってみると、最初は「??」って顔してるけど、

「大丈夫~、できるよ~」と励ましながら、コマンドを言い続ける。

身体が少しでも回転の方向に動いただけで、「そうだ~」とか「よし」とか言って、

とにかく励ます。

練習を終えるときは、できなくても、たとえレベルを下げても、

できたことを心から褒めてあげて終わりにする。

 

巷では、リードを引いただけで強制だとか、やる気のない犬ができあがり~

みたいなことを言う人もいるみたいだけど、そんなことはないのよん。

 

できるようになった今、欧介は、後ずさりするときに、興奮して「ウッ、ウッ。。。」と

小さく声をだして楽しそうです。

こんな笑顔で見つめてくれます。

また一つ、心が近づけたね~、欧介~。

Comments (2)
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