岩手県遠野市新町にある鍋倉城址です。
鍋倉城址は、遠野市街地の南側にある鍋倉山に築かれた中世末期の形を伝える山城です。平泉の藤原泰衡討伐に功をたてた阿曾沼広綱(あそぬまひろさと)は、源頼朝より和賀郡遠野13郷を与えられ関東から下向し、横田城(遠野市松崎町)を築きました。その後、横田城を鍋倉山に移しました。
阿曾沼氏が家臣の謀反で滅亡すると、寛永4年(1627)、南部直義(なおよし)が八戸から遠野に国替えになり、横田城を修築して鍋倉城と改め、以後遠野南部氏1万2千5百石の居城となりました。
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