旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

日吉大社

2015年11月30日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市坂本に日吉大社があります。
 日吉大社は、全国に3千社近くある山王さんの総本宮です。比叡山の東、牛尾山の麓にあり、山王権現とも呼ばれています。牛尾山は、日枝山の神である大山咋神(おおやまくいのかみ)が降り立つ聖なる山として祀られていました。麓の里宮が東本宮として発展していきました。
 天智天皇6年(667)、都が大津に遷都された時、勅命により翌年に大和三輪山の大己貴命(おおなむちのかみ)が勧請され西本宮が創建されました。日吉大社の中核である東本宮と西本宮の本殿は、それぞれ国宝に指定されています。
 京都の鬼門鎮護の鎮守社として朝廷から崇敬庇護され、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に名神大社に列しています。延暦7年(788)、比叡山延暦寺を開いた最澄は日吉の神々を一山の鎮守としました。全国に広がった天台宗の鎮守社として分霊が勧請され繁栄しました。
 天皇家の尊崇も厚く、延久3年(1071)に後三条天皇が行幸され、白河、鳥羽、近衛、土御門、後醍醐など各天皇が参拝に訪れています。
 元亀2年(1571)延暦寺との不即不離の関係が災いとなりました。延暦寺が浅井・朝倉連合軍に味方したため、織田信長の攻撃を受けました。その攻撃は熾烈極まり、僧兵だけでなく、避難民まで皆殺しにされたと伝えられています。日吉大社の多くの建物は灰燼に帰しました。
 その後、天下を取った豊臣秀吉により社殿の再建がなされ、日吉三橋と呼ばれる大宮橋、走井橋、二宮橋などが寄進されています。江戸時代には徳川家康や天台宗の天海大僧正が境内の整備に尽力し、日光東照宮に先駆けて東照宮が造営されています。
 明治時代初頭の神仏分離令により比叡山延暦寺との長い歴史を断ち、神社として独立しました。境内一帯は国指定史跡に指定され、東西本宮拝殿 東西本宮楼門、宇佐宮本殿・拝殿、樹下神社本殿・拝殿、白山姫神社本殿・拝殿、牛尾神社本殿・拝殿、三宮神社本殿・拝殿、日吉三橋、吉山王金銅装神輿などが国の重要文化財に指定されています。

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