旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

石山寺多宝塔

2016年03月22日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の多宝塔は建久5年(1194)に源頼朝が寄進したと伝えられ、日本最古の多宝塔です。本堂同様、昭和26年(1951)に国宝に指定されています。北条政子が建立した高野山金剛三昧院の多宝塔、大阪府泉佐野市の慈眼院の多宝塔(いずれも国宝)とともに日本3名塔の一つに数えられています。
 多宝塔は高さ約17m、屋根の反りや軒の出など非常に均整の取れた優美な塔で、日本で最も美しい多宝塔建築だといわれています。上下2層の多宝塔で、下層部は間口3間、奥行3間の方形で回りに縁がめぐらされています。上層部は円形で頂きには高い相輪がそびえ、相輪から四隅への鉄の鎖が垂れています。
 石山寺多宝塔の内部に施された装飾面は創建当時のものがそのまま残されています。内陣を囲う4本の柱(四天柱)には仏・菩薩の画像が42体も描かれ、天井や廻り縁、長押などには一面に宝相華(ほうそうげ)文や極彩色豊かな装飾などが施されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


日本一周 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村


http://blog.fc2.com/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする