京都府京都市伏見区醍醐東大路町に醍醐寺塔頭の三宝院があります。
三宝院の唐門は入口に当たる表門のすぐ近くにあります。朝廷からの使者を迎える時にこの扉を開けたとされている門で、桃山時代の慶長4年(1599)に建てられたと考えられています。元は三宝院内の別の場所に建てられていたようですが、その後に勅使門として現在の位置に移されたようです。
唐門は檜皮葺きの三間一戸の平唐門(門の側面に唐破風が付く唐門)です。中央部の扉には秀吉の家紋である五七桐、扉の両側には12弁の菊を配しています。桃山建築らしい豪快で華やかな門で、昭和29年(1954)に国宝に指定されています。平成21年(2009)から翌年にかけ、解体修理が行われ、往時の姿に戻っています。
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