
大阪府島本町広瀬に水無瀬神宮(みなせじんぐう)があります。
水無瀬神宮は、後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇を祀っています。後鳥羽上皇はここに水無瀬離宮を建てられました。承久3年(1221)、鎌倉幕府追討を図って失敗した承久の乱で隠岐に流され、その地で延応元年(1239)に崩御されました。
仁治元年(1240)、後鳥羽上皇の遺勅により、水無瀬信成・親成親子が離宮の旧跡のこの地に水無瀬御影堂と呼ばれるお堂を建立し、上皇を祀りました。その後、明応3年(1494)、後土御門天皇が隠岐より後鳥羽上皇の神霊を迎え、水無瀨宮の神号を奉じました。
江戸時代までは仏式で祀られていましたが、明治6年(1873)に神式に改められ、土御門天皇・順徳天皇を合祀して、官幣中社になりました。昭和14年(1939)には官幣大社になり、水無瀬神宮と改称されています。境内にある離宮の水は全国名水百選に選ばれています。
「灯心席(とうしんせき)」または「灯心亭(とうしんてい)」と呼ばる茅葺き寄棟造りの茶室は、御所から移築されたもので、客殿とともに国の重要文化財です。本殿、拝殿及び幣殿、神庫、手水舎、神門及び築地塀は平成28年(2016)に国の登録有形文化財に登録されています。
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