長野県上田市真田町長(おさ)に日向畑遺跡(ひなたばたいせき)があります。
日向畑遺跡は松尾城への登り口にあり、小規模な史跡です。昭和46年(1971)に発掘調査が実施されました。石造宝篋印塔が6基、石造五輪塔が11基出土したそうです。
ほかにも鉄器、古銭、土器、石器、火葬骨なども出てきたそうです。出土した石塔群の形から見て、室町時代から戦国時代にかけての物と見られているそうです。
武田信虎・村上義清・諏訪頼重連合軍が侵攻した際に、真田幸隆らは上州吾妻へと落ち延びました。戦いの習いで新しい支配者は前の領主の墓を壊したそうです。ですから幸隆以前の真田氏の墳墓と考えられています。
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