岐阜県高山市国府町木曽垣内に阿多由太神社(あたゆたじんじゃ)があります。
阿多由太神社の本殿は室町時代後期に建てられたと推察されています。三間社流見世棚造り、こけら葺きです。階段を持たず小形社殿が多い見世棚造り組物や彫刻、工法など当時の神社本殿としては規模も比較的に大きなものです。横幅2.76mで、正面3間のそれぞれに扉が付いています。
今も残る建築当時の部材には、木目の緻密なサワラなどの良材が多用されています。当時の飛騨の森林資源の豊かさが想像できます。各部の意匠は室町時代の特徴をよく表しています。昭和36年(1961)に国の重要文化財に指定されています。
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