旅と歴史

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雙栗神社

2018年01月27日 | 旅 歴史
 京都府久世郡(くせぐん)久御山町(くみやまちょう)佐山双栗に雙栗神社(さぐりじんじゃ)があります。
 雙栗神社は久御山町(くみやまちょう)の南東部、久御山団地の南にあります。「雙」は「双」の古字体で羽栗郷(佐山村)と殖栗郷(えくり・佐古村)の両郷に祀られていたため「双栗」と名付けられたようです。また豪族「羽栗」氏の祖神を祀ったという説もあります。
 平安時代の貞観元年(859)に従五位下の神位が授けられたと「三代実録」に記載され、延長5年(927)の「延喜式神名帳」には、山城国久世郡の「雙栗神社三座」と書かれています。大きな椏(あて)の木(アスナロ)があったことから「椏本(あてもと)八幡宮」と称し、明治15年(1882)に雙栗神社に戻されました。
  祭神は天照皇大神(あまてらすおおみかみ)・素盞鳴命(すさのおのみこと)など7神が祀られています。室町時代末の本殿は国の重要文化財に指定され、拝殿、本殿門、玉垣、石鳥居は国の登録文化財です。町の天然記念物のクスノキの巨樹があり、数百本の山つばきが自生する寒椿の名所です。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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