旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

輪王寺大猷院霊廟唐門

2021年11月28日 | 旅 歴史

 栃木県日光市山内に輪王寺大猷院があります。
 輪王寺大猷院霊廟の拝殿の前にある唐門は承応2年(1653)に建てられました。間口1間、奥行1間、銅瓦葺きの向唐門(むかいからもん)で、屋根に唐破風を付けています。
 高さ3mの小さめの門ですが、隅々まで繊細な彫刻と金、白を基調とした彩色が施されています。破風内部には雌雄の鶴、欄間には白竜、木鼻には獅子が彫り込まれています。門の正面、唐破風の下に白龍が彫られているのは、徳川家光が辰年(たつどし)だったからだと思われます。
 金地の波に白龍が彫られているため「青海波に玉取りの白龍」と呼ばれています。両側の袖塀の羽目には多くの鳩が彫られ、「百間百態の群鳩」と称されています。唐門は明治41年(1908)に国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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