10時半、起床。
サラダと牛乳と紅茶の朝食。トースト抜きなのは、昼食をしっかり食べることになりそうだから。
12時ちょっと前に家を出る。成人式を迎える娘さんとご両親と思われる三人連れとすれ違う。おめでとうございます。
駅の改札口で卒業生のナツキさん(論系ゼミ5期生)と彼女の友人のユイさんと待ち合わせ、釜飯屋「梅Q」へ行く。「梅休Q」は念のため前日に予約しておいたが、店内は満席状態で、よかった予約しておいて。
ユイさんも文化構想学部の卒業生だが、社会構築論系の大日方先生のゼミの学生で、ナツキさんとは2年生のときの短期留学先が一緒で親しくなったそうだ。先月のナツキさんの結婚披露宴ではお隣のテーブルだったが、披露宴後に庭園を散歩しているときに挨拶をされ、私の講義を履修していたこと、私のブログの読者であることを知った。「でしたらぜひブログの中に遊びに来てさい」(カフェをご一緒しましょう)とお誘いすると、「先生のゼミの卒業生ではないのによろしいんですか?」と聞かれたので、「もちろんです。これも何かのご縁ですから」と答えた。そして新年早々それが実現したというわけである。
とりあえず梅Qサラダを注文。釜飯は出て来るまでに時間がかかるのである。
ユイさんは香川のご出身とのこと。私のゼミの卒業生では3期生のアスカさん(ときどきブログに登場する)も香川の出身である。いまは馬込の辺りにお住まいで、蒲田からは近い。「走っても帰れます」というので、「えっ?」と思ったら、彼女は中高のとき陸上部の選手で、いまでも室内(ジム)や自宅の近くを走っているそうだ。ハーフマラソンにも出場したことがあるという。それは、それは。私のゼミの卒業生にはいないタイプ(アスリート系)である。
注文した釜飯が運ばれてきた。それぞれが違うものを選び、それをシェアして食べる方式だ。
私は特製うなぎ釜飯。ひつまぶし風にして食べると美味しい。
ナツキさんが選んだのは五目釜飯。あれこれ迷ったらこれである。海老、貝柱、カニ、牛肉、シイタケなどが入っている。(シャアして食べるので具の多い特製にした)。
ユイさんの選んだのは小松菜とちりめんじゃこの釜飯。いいチョイスである。うなぎ釜飯がカロリー高めで濃い味付けなので、バランスがよい。これが2人だったらうなぎと五目で終わるところだが、3人ならではの組み合わせである。
よくかき混ぜて(釜のそこや側面のおこげも美味しいのだ)、ご飯茶碗に軽めによそって三杯分はある。私はうなぎ→五目→小松菜とちりめんじゃこの順に食べた。味噌汁はアサリ(ナツキさんはなめこ、ユイさんは豆腐)。
ごちそうさまでした。支払いのときレジの方に「梅Q」という店名の由来についてユイさんが尋ねた(私がそう仕向けたのだ)。初代の店主さんが「梅本」だったか「梅沢」だったか、子供時代に同級生から「梅Q」と呼ばれていたそうなのである。私が横から「オバQ」の「Q」でしょ?と尋ねたら、店員さんは笑って「違います」と言ったが、「梅公」とか「梅助」わかるが、わざわざアルファベットのQを使うというのは、「オバQ」か「ウルトラQ」といった1960年代のテレビ番組の影響だと考えられる。まさか「GHQ」のQじゃあるまいな。
月曜日なのでなじみのカフェの多くがお休みである。当初は池上の「HITONAMI」にお連れするつもりだったのだが、そこも今日は何かのイベントに出店していて通常の営業はお休みである。そこで、めったにないことだが、我が家に寄ってもらうことにした。
こういうとき一階の掘りごたつのある和室は客間として役に立つ。私がここを植民地化して「第二書斎」としていない(本や資料を置かない)のも来客用の部屋として使うからである。客間(洋室ならば応接間)というのは都市の住宅事情からすれば贅沢な空間だが、我が家はメンバーが最大(6名)のときに建てた三階建て住宅なので、夫婦二人暮らしとなったいまは、部屋数には余裕があるのである。
ナツキさんに結婚のお祝いに妻が作ったハーバリウムをプレゼントする。自宅には何本かストックがあるので、その中から選んでもらった。
彼女が選んだのはこれ。新婚生活は順調のようである。
ユイさんにはカレンダーをさしあげた。彼女からいただいお菓子をその場でみんなで食べる。「つまんでみまい」は香川(讃岐)の方言で、「食べてみて」という意味である。
向かいのお宅のブロック塀がカメラを置くのにちょうどいい高さで、セルフタイマーを使った自撮りができる。
駅の近くのカフェに行きましょうと家を出る。私が深夜によくウォーキング&ジョギングをしている道で。
ピンのポートレイトも撮っておきましょう。並木の向こうから顔を出すポーズ。ブログの読者だけあってわかってらっしゃる(笑)。
ナツキさん、それは「ヘイ、タクシー!」のポーズですよ(笑)。
はい、それでOKです。
「プリミエール・カフェ」の前を通ったらやっていた。本来は月曜定休だが、祝日なので営業しているのだ。
店内はいつになく混んでいて、われわれは入口に一番近いテーブルに座る。私はココア、ユイさんはロイヤルミルクティーのホット、ナツキさんは同じくアイス。
マスターに写真を撮っていただく。この構図はいいですね。
マスターを入れたスリーショットを撮る。二人が卒業して5年目だと知ると、「えっ、15、6歳で卒業されたんですか?!」と相変わらずのおやじギャグを飛ばすマスター。苦笑する二人。
5時を回ったころ、マスターにお見送りいただいて、店を出る。
ナツキさんをJR蒲田駅の改札に見送り、ユイさんを東急蒲田駅の改札に見送った。ユイさんには馬込方面で気になっているカフェがあるので(彼女はその存在を知らなかった)、現地レポートをお願いしておいた。
5時半に予約してある整骨院へ行く。
夕食はカレーライス。
いつになくジャガイモたっぷりのカレーライスである。
深夜、ウォーキング&ジョギング(4キロほど)。
2時、就寝。