フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月17日(金) 曇り

2020-01-18 10:39:38 | Weblog

10時、起床。

食事の前に近所の耳鼻咽喉科に行き、喉の治療と投薬をしてもらう。飲み薬だけでなく、直接喉に吸引する薬も処方される。薬局で器具の使い方の説明を受ける。

帰りがけに酒屋によって神棚用のお酒を購入。「沢乃井」という名前のお酒だ。

そういうわけで、トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食兼昼食。

大学に出る前に「まやんち」に寄って行く。年末に来た時は待っている人がたくさんいて断念したが、今日はすぐに座れた。

木曜日・金曜日の週2日営業だが、午後3時頃がねらい目である。

タルトタタンと紅茶を注文する。

「まやんち」のタルトタタンは初めていただく。ゼリーのように見えるのは、林檎をトロトロに煮て、薄くスライスしたものを、曲げて組み合わせているのである。ホールで作って、それを切り分けるのではなく、最初から単体で作っている。その上にバニラアイスが載っている(「カフェゴト―」の場合はホイップクリームを添える)。甘さは林檎そのものの甘さで、強くはない。ナイフとフォークとスプーンでいただく。

紅茶は日本産の「未夜」という名前のお茶をチョイス。

30分ほど滞在して、席を立つ。今年もよろしくお願いします。

東口のビルの工事現場の周囲の鉄板壁に昔の蒲田駅周辺の写真が展示されている。

これは私の記憶にない風景だ。

昭和36年(私は7歳)の東口駅前。私の家は西口だったので、あまり東口の風景は記憶に鮮明ではないのだが、たしかに駅舎はこんな感じだった。

環八にJRの線路をまたぐ陸橋が出来たのが昭和37年(8歳)だった。

いまJRの駅ビルは東口と西口にそれぞれあるが、最初は東口で、西口には東急の駅ビル(東急プラザ)が先に出来たのだった。

その東急プラザの屋上には、現在も観覧車が残っているが、コーヒーカップの乗り物(名前は知らない)は残っていない。私は乗った記憶もない。乗り物酔いをしやすい私にとってこれは悪魔の乗り物だった。

5限・6限はゼミ。

4年生6人がゼミ論要旨報告。

休み時間のスイーツは、一見、ダロワイヨのマカロンに見えるが、そうではない。マカロンは一個で200円くらいするから予算オーバーである。

定刻(午後7時45分)にゼミを終え、すぐにう大学を出て、神楽坂の「トンボロ」へ。波鈴さんと「今年もよろしくお願いします」のご挨拶。

スパゲティーミートソースを注文。

食後のAブレンド(浅炒り)。

コーヒーのお供にあんぱん。

宙太さんとのんちゃんはお正月をのんちゃんの新潟の実家で過ごされたそうだ。

以前、「トンボロ」で働いていたダルビッシュ君(もちろんあだ名)は土浦の実家でカフェ「ヴェルデ」を続けているそうだ。

二人連れの客が入ってきたところで席を立つ。

10時過ぎに帰宅。

2時、就寝。明日は明け方に雪になるかもしれないとか。


1月16日(木) 曇り

2020-01-18 00:52:13 | Weblog

8時15分、起床。

体調がよろしくない。熱はないが、喉が痛く、体の節々が痛む。風邪の兆候だ(私の場合)。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

とりあえず3限(午後1時から)の大学院の演習は休講と決め、受講生に連絡する。そして市販の風薬を飲んで、昼近くまで寝る。薬が効いたのか、いくらか持ち直す。5限の講義はなんとかなりそうだ。というか試験前の最後の回なので休むわけにはいかないという事情がある。

午後から大学へ。

今年度で退職される先生方の最終講義の案内の立看が並んでいる。

昼食を「たかはし」に食べに行く。幸い胃腸には来ていない。

ランチタイムのピークは過ぎていたので、空いていた。

肉豆腐定食(ご飯軽め)を注文。

冬場は2回に1回、もしかしたら3回に2回くらいの割でこれを注文している。後から来られたK先生が豚肉生姜焼き定食を注文された。K先生はオールシーズン、ほぼ豚肉生姜焼き定食である。

支払いのとき(今日が新年初の「たかはし」だった)お年賀のタオルをいただく。今年もよろしくお願いします。

研究室に戻って風邪薬を飲む。「パブロン」が私の常備薬である。

口直しにお菓子と紅茶。お菓子は先日、ハユさんにいただいたもの(だと思うが、記憶があいまい。いただいた順ではなく、賞味期限の近いものから食べているので)。

紅茶はナツキさんからいただいたTWG(シンガポールの高級紅茶ブランド)。

ティーバッグが紙ではなく布製である。

5限の講義「ライフストーリーの社会学」に臨む。懸念していた通り、声が出にくい。マイクを使うので小声でもなんとかなるかと思ったのだが、そもそも声が出にくいのである。水を飲んだり、咳払いをしたりしながら、一応、最後までやる。やれやれ。

講義を終えて、長居は無用、すぐに研究室を出る。

「あゆみブックス」で『文學界』2月号を購入。もちろんお目当ては村上春樹の短編小説「品川猿の告白」である。いずれ短編小説集として単行本化されるわけだが、それまで待ってはいられない。知り合いの村上春樹ファンに、単行本ではなく文庫化されてから読む(購入する)という人がいる。単行本化まで待てない私にはとても理解しがたいことである。よく待てるなと思う(たとえば『騎士団長殺し』は単行本の発売から2年後に文庫化された)。

電車の中で「品川猿」を読む。

夕食は照り焼き地鶏と炒り卵の二色丼、ジャガイモとワカメの味噌汁、玉子豆腐、ご飯。

照り焼き地鶏は刻んでる。水菜が入っているので、三色丼というべきかもしれない。

デザートに東京ラスク。

砕いたアーモンドをまぶしたやつが美味しかった。

日本社会学会の機関誌『社会学評論』第70巻の1・2・3号が続けて届いた。どれも「書評」の占める割合が大きくてびっくりする。投稿論文が少ない(よいものが)のだろうか。

論文の中では、

 落合恵美子 「アジア」と「日本」の再定義ー隣人と共に考えるための知的基礎形成

が大変興味深かった。さっそく中国からの留学生の多い大学院の演習で取り上げよう。

2時、就寝。