今冬(2011年)の某日、網走へ向かう途中に女満別駅で途中下車して、駅から歩いて10分弱のところにある女満別温泉の「美肌の湯」へ立ち寄ってみました。
「オホーツク1号」に乗って女満別で下車。この駅に降り立つのは初めてです。
女満別には空港があるぐらいだから、駅には駅員が常駐しているだろうと思いきや、なんと無人駅なのでした。一旦駅舎からロータリーに出て、すぐ右脇の跨線橋で線路を越し、駅の裏側の網走湖側へ出ます。
湖畔の真っ直ぐな道を7分ほど歩くと、まもなく右手に「湯元ホテル山水」が見えてきます。目指す「美肌の湯」はこのホテルの別棟浴室でして、共同浴場としても使われており、ホテル棟の並びのちょっと引っ込んだ裏手のようなところに建っています。
上述のように一応ホテルの付帯浴場らしいのですが、実際に館内へ入ってみると、ホテルとは独立している日帰り入浴専門施設のような雰囲気。料金を支払う券売機が、軽食の食券やお風呂道具販売の券も一緒に扱っているためボタンが多くてわかりにくい。フロントと同じ空間にお座敷スタイルの休憩スペースが配されています。比較的新しいようで、きれいな館内です。
脱衣所も広くて明るくて綺麗。棚も大きくて使い勝手良好です。
浴室は広くて天井も高く、屋根や梁はコンクリ打ちっぱなし、大きなガラス窓を通して外から陽の光が降り注ぎ、清潔感があってなかなか快適な造りです。
いくつかのブースに区切られた洗い場にはお湯しか出ない押しバネ式カランとシャワーの組み合わせが24基設けられ、カランから出るお湯は多分源泉使用かと思われます。
内湯の浴槽は、10人ほどはいれそうな主槽、そして2人用ジェットバスと電気風呂が一緒になった副槽に分かれており、いずれに対してもガネイシャの置物が置かれた湯口から源泉が投入されています。41℃くらいのちょうど良い湯加減。ガラス窓下から排湯しており、基本的に洗い場側にはオーバーフローしません。
露天の浴槽も2つあり、手前は丸っぽい多角形の浴槽で屋根なし、奥は屋根付きの岩風呂風。いずれも浴槽のお湯も加温されていますが、手前の方が若干ぬるめでした。両浴槽とも湯面スレスレの高さに設置された排水口から排湯されています。
お湯はほんのごく僅かに黄色っぽく見えますが、ほとんど無色透明。若干モール泉的な匂いと重曹味が感じられますが、味覚や嗅覚に神経を集中させないとあまり判別できないかも。館内表示によればお湯は加温の上掛け流しで、また常時消毒されているそうですが、消毒臭などは全然気になりませんでした。
重曹メインの泉質ゆえか(Na+:131.3mg/kg(87.04mval%)、HCO3-:192.5mg/kg(48.09mval%))、ツルツルスベスベのとっても気持ち良い浴感で、じっくり浸かっているとうっすらと気泡が肌に付着します。
さて浴室内には客さんの姿が見えなかったので、私はここに載せているような誰も写っていない画像を撮ることができたのですが、決してガラガラなわけではなく、実は室内にあるサウナにほとんどのお客さんが集まっているのでした。寒い日に露天風呂へ入る私のような客なんて、あんまりいないのかもしれませんね。
特別面白い施設ではなく、お湯もそんなに個性的というものでもありませんが、清潔で使い勝手がよく、ちゃんと掛け流しでお湯を提供しているので、近くを訪れた際には利用価値が十分あるのではないかと思います。
アルカリ性単純温泉 40.6℃ pH8.8 動力揚湯(量不明) 溶存物質0.576g/kg 成分総計0.577g/kg
JR石北本線・女満別駅より徒歩7~8分
北海道網走郡大空町女満別湖畔3-2-3 地図
0152-74-2343
ホームページ
11:00~23:00
390円
100円リターン式ロッカー・ドライヤーあり、石鹸・シャンプー類は販売
私の好み:★★
「オホーツク1号」に乗って女満別で下車。この駅に降り立つのは初めてです。
女満別には空港があるぐらいだから、駅には駅員が常駐しているだろうと思いきや、なんと無人駅なのでした。一旦駅舎からロータリーに出て、すぐ右脇の跨線橋で線路を越し、駅の裏側の網走湖側へ出ます。
湖畔の真っ直ぐな道を7分ほど歩くと、まもなく右手に「湯元ホテル山水」が見えてきます。目指す「美肌の湯」はこのホテルの別棟浴室でして、共同浴場としても使われており、ホテル棟の並びのちょっと引っ込んだ裏手のようなところに建っています。
上述のように一応ホテルの付帯浴場らしいのですが、実際に館内へ入ってみると、ホテルとは独立している日帰り入浴専門施設のような雰囲気。料金を支払う券売機が、軽食の食券やお風呂道具販売の券も一緒に扱っているためボタンが多くてわかりにくい。フロントと同じ空間にお座敷スタイルの休憩スペースが配されています。比較的新しいようで、きれいな館内です。
脱衣所も広くて明るくて綺麗。棚も大きくて使い勝手良好です。
浴室は広くて天井も高く、屋根や梁はコンクリ打ちっぱなし、大きなガラス窓を通して外から陽の光が降り注ぎ、清潔感があってなかなか快適な造りです。
いくつかのブースに区切られた洗い場にはお湯しか出ない押しバネ式カランとシャワーの組み合わせが24基設けられ、カランから出るお湯は多分源泉使用かと思われます。
内湯の浴槽は、10人ほどはいれそうな主槽、そして2人用ジェットバスと電気風呂が一緒になった副槽に分かれており、いずれに対してもガネイシャの置物が置かれた湯口から源泉が投入されています。41℃くらいのちょうど良い湯加減。ガラス窓下から排湯しており、基本的に洗い場側にはオーバーフローしません。
露天の浴槽も2つあり、手前は丸っぽい多角形の浴槽で屋根なし、奥は屋根付きの岩風呂風。いずれも浴槽のお湯も加温されていますが、手前の方が若干ぬるめでした。両浴槽とも湯面スレスレの高さに設置された排水口から排湯されています。
お湯はほんのごく僅かに黄色っぽく見えますが、ほとんど無色透明。若干モール泉的な匂いと重曹味が感じられますが、味覚や嗅覚に神経を集中させないとあまり判別できないかも。館内表示によればお湯は加温の上掛け流しで、また常時消毒されているそうですが、消毒臭などは全然気になりませんでした。
重曹メインの泉質ゆえか(Na+:131.3mg/kg(87.04mval%)、HCO3-:192.5mg/kg(48.09mval%))、ツルツルスベスベのとっても気持ち良い浴感で、じっくり浸かっているとうっすらと気泡が肌に付着します。
さて浴室内には客さんの姿が見えなかったので、私はここに載せているような誰も写っていない画像を撮ることができたのですが、決してガラガラなわけではなく、実は室内にあるサウナにほとんどのお客さんが集まっているのでした。寒い日に露天風呂へ入る私のような客なんて、あんまりいないのかもしれませんね。
特別面白い施設ではなく、お湯もそんなに個性的というものでもありませんが、清潔で使い勝手がよく、ちゃんと掛け流しでお湯を提供しているので、近くを訪れた際には利用価値が十分あるのではないかと思います。
アルカリ性単純温泉 40.6℃ pH8.8 動力揚湯(量不明) 溶存物質0.576g/kg 成分総計0.577g/kg
JR石北本線・女満別駅より徒歩7~8分
北海道網走郡大空町女満別湖畔3-2-3 地図
0152-74-2343
ホームページ
11:00~23:00
390円
100円リターン式ロッカー・ドライヤーあり、石鹸・シャンプー類は販売
私の好み:★★