パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

困ったちゃん

2009年09月16日 | Weblog
9月16日(水)晴れ
うちのアホ娘、定期券をケースごと紛失。
入学式の帰りに購入する時、夫が何の迷いもなく「6ヶ月分でお願いします!」と駅員さんに言った。
おっちょこちょい娘のこれまでを知ってる母としては一抹の不安がよぎったのだが、
さすがに高校生だもの、そこまでアホじゃないだろうと思い、
そのまま6ヶ月分購入。
しかし・・・やはり、アホだった・・・落としやがった・・・
記憶をたどると、学校から自宅最寄り駅まで定期を使って帰ってきたことは憶えている。
翌朝、駅まで行ったら定期が鞄に入ってなくて、
自宅まで取りに帰ってきて探せども探せども、ない。
どうやら、前日に駅から自宅までの間で落としたらしい・・・
で、昨日、文化祭の振替休日だった娘と、駅周辺をぶらぶらしてたら、
娘が「派出所に届いてないか聞いてみる!」と言い、
駅前の交番のおまわりさんに尋ねる。
二人のおまわりさんがいて、若い方の人が、ものすごく丁寧に、感じ良く、応対してくれる。
ワタクシ、基本的には性善説派であるが、落とし物系に関しては性悪説。
特にお財布系、定期券やら現金やらは、まず見つからないだろうなあ~と思っている。
だから、「届いてませんか?」「届いてませんよ。」って感じの対応を考えていたのだが、
まず、何処かに問い合わせの電話をかけてくれ、
そのあと遺失物届けを書かせて・・・と、結構時間がかかった。
母は単なる付き添いだから、質問されたり書類を書いたりしている娘の後ろで
ぼ~っとしていたのだが・・・
交番に一人のおぢがやってきた。
歳の頃なら50前後か。
もう一人のおまわりさんが対応している。
おぢ「今、そこの○○の社員とトラブルになって、強引に店内に引き込まれて
監禁されそうになった!」
不動産やさんとのトラブルらしい。
自分の言い分が通らなかった腹いせで、交番に駆け込んだのかしらねえ~と
耳をそばだてて聞いてみる。
しかし、よ~く聞いていると、このおぢ、だんだんとおかしなことを言い出す。
ものすごい力で引っ張られたとか、これはもう暴力だ!とエキサイトし出したので
おまわりさんが「じゃあ、被害届を出しますか?」
おぢ「今日は、私の父の77歳の誕生日なんです。
だから、その準備で忙しくて・・・いや、前からちゃんと準備はしていたんだけど
まだすることがあって・・・こんなことをしてるヒマはないんですよっ!」
このあたりで「もしや、このおぢ、こまったちゃんの常連客なのかしら?」
いつの間にか、自殺者が多いという話になっていき、
「政権交代なんてやってる場合じゃないですよっ!
鳩山さんは、まずこの自殺者の急増を止めるべきだ!!」
かと思うと、その不動産やさんの、女子社員情報を語ってみたり。
聞いててイライラしてくる短気なワタクシ。しかし、感心なのはこのおまわりさん。
めんどくさがるでもなく、延々とこのおぢの話に付き合っている。
「日本列島24時」かなんかの、酔っぱらいにも優しい交番のおまわりさんそのものである。
不祥事続きの警察であるが、悪いのはほんの一握りで、あとの多くの警官は、
自分の職務にプライドと責任を持って、安全な区民の生活の為に頑張ってらっしゃるのですね。
と、母が感心してると、やっと、手続き終了。
「定期券が駅に届けられると、駅で保管していますので、駅の方にも問い合わせておいたほうがいいですよ。」とアドバイス。
その足で、駅の案内室へ行くも、「届いてません」
せめて、名前、住所くらい聞いてくれよ・・・
チョー無愛想。
その後、買い物したお店数軒の店員さんが、なぜかその日に限ってみな無愛想。
帰り道、娘が「今日あった人の中でおまわりさんが一番親切で愛想良かったねえ~
もう一人の人も、あんな変な人の相手をちゃんとしてて」
娘も、『困ったちゃんおぢ』が気になって気になって聞いていたらしい。
っていうか!母からすれば、定期を落としたアンタが一番の困ったちゃんですっ(怒)
コメント (2)
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