パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

山崎豊子ワールド

2009年09月12日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月12日(土)雨
体調が思わしくない日々が続き、それを押して昨日はボランティアの対面朗読に出掛けたら、
どうやら久々のぎっくり腰・・・
歩けないほどひどくはないが、もう何もする気が起こらない。
ひたすら横たわって読書三昧。
何を読んでいるかと言うと・・・
山崎豊子著「不毛地帯」である。
秋から始まるドラマの話を、るいさんとよぴのさんが、とても楽しげにされてるのをうらやましくは思っていたが、
山崎豊子氏の小説って超超長編だから、手が出せずにいた。
しかし、そんな気持ちを知ってか知らずか、ワタクシの背中を押すように、
るいさんが「不毛地帯 全四巻」を貸して下さった。
ずいぶん昔、テレビの深夜の再放送で「大地の子」にハマった。
同僚のM嬢とは、「夕べ見た?泣けたよねえ~」というのが朝の挨拶だった。
それからしばらくして、ドラマ「白い巨塔」にハマった。
あ~、私って山崎豊子ワールドが好きなんだ!と初めて思ったのだが、
本屋さんで「白い巨塔」全5巻を見て、「いや、小説に手を出すのはやめよう。
っていうか、無理っ!」
その頃、友人と呑んでは「山崎豊子はすごいよっ!」と熱弁をふるい、
友人は「いや、あたしゃ橋田壽賀子派だからねっ」なんて会話をしながら
日本酒を呑んだなあ~
そして!!!満を持しての「不毛地帯」への突入である。
今、二巻まで読み終わったのだが・・・急がねばドラマが始まってしまうとあせってはいるのだが、何せ分厚い・・・
これまた、すごいです。
ソ連がだいっきらいになる(イマドキ、ソ連って・・・)
ニュースで「自衛官機密漏洩事件」と聞くと、裏に商社の匂いを感じる。
CMで「不毛地帯」の予告が流れると「もうちょっと待って!」と焦る。
とりあえず、主人公壱岐正は唐沢寿明ということだけはわかってるのでしょうがないが、
後はあまり先入観を持たずに読みたい。
壱岐正の部下海部が、どうやらよぴの氏に似ているらしい(よぴの氏自薦)というところも気になるところであるが、
るいさんは猛反対されていたようなので、あまり気に留めるほどではないということか。
なんだか小説のあらすじには全く触れていないが、これは秋のドラマを見る予定の方、
あるいは本を読まれる予定の方の為である。
なんつって、本音は、こんなところで一言で感想は言えないよっていうほどおもしろいです。
あまりに過酷過ぎて、苦しくなったりもするけど、ホントおもしろい。
商社のこととか、ロッキード事件のこととか、その頃の時代背景とかを
知識として持っていれば、もっとおもしろいのだろうが、
それでなくても、やはりものすごくおもしろい。
・・・おもしろいしか言えんのか?
だっておもしろいんだも~ん。
さ!また残りの二巻をがんがん読むと致しましょう。
コメント (8)
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