パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ふたたびの夢破れて・・・なのか???

2021年03月09日 | 衣・食・住
3月9日(火)曇り




『一月往ぬる二月逃げる三月去る』とはよく言うたものですなあ。
もう三月でっせ。
気持ちの上がり下がりが激しいのは自分でも認めているが、今、また下がっておる。
というのも、ワタクシの脳内の95%を占めている「終のすみか」の件。
もう、ワタクシとしては、100%決めている物件がある。
そうですねえ〜通称「おね」とでも呼んでおきましょうか。
鹿児島に帰ってきてからずっと中古の家を探し求めていた。
ワタクシ、近頃のネット頼りの不動産屋のにいちゃんよりは、ここらの安い物件ならご案内できるくらい探しまくった。
そして、まさに「足」で、今の「おね」も見つけた。
昭和一桁建造物件だ。
そりゃあ、構造上の問題は多々ある。
だから、リフォームもそちらを重点にやっていただくことになんの異論もない。
そもそもワタクシ、最新のものを知らないし、トイレの蓋が自動で開いたり自動で流れたりすることにイラッとする古い人間なのです。
水道栓も、まあとりあえずは現代人なのでお湯は出て欲しいけど、手をかざすだけで水が出ますとか要らんし、朝シャン(←逆に死語?)なんてしませんからホースが伸びなくてもシャワー栓に切り替えられなくても一向に構わん。
よって水回りは最低ランクのもので良いのよ。

リフォーム業者2社に見積もりを依頼すると・・・
想定以上の見積もりが出て頭を抱えるも、業者に頼まないといけないような箇所は削るわけにいかないだろう。
自分達でユーチューブ見ながら楽しくDIYできるようなところは省いて、そこそこ快適に住める状態になる程度のリフォームにかかるお金は、もう必要最低限として出すしかなかろう。
世間一般的には、安い物件に安いリフォームとは言いつつも、ワタクシ達には大金だし、今まで爪に火をともすような生活をして貯めた大事な虎の子だ。
そんなことは夫に言われんでも、誰よりも知っておるわ。

ワタクシの小学校からの幼なじみY姉は、夫婦で建築事務所をやっておる。
以前から夫は彼らに相談したいと言っておった。
しかし、ワタクシは、友人関係にこういう相談事を持ち込みたくないタイプ。
さらには、うっすらと家探しの話をした時に、「家」というのもに対する考え方の違いも感じていたので、なおさら。
が、見積もりが出た今、プロの目から見て、もっと下げられるところとか判断してもらおうとなり、先日「おね」を見てもらった。

そして、案の定の反応。
彼らは最初から、もう少し予算をあげて、「安い新築」の方がいいのではないかと言っていたし、
中古物件でも、これほど古いものではない方がいいし、庭が広すぎて手入れが大変だろうしお金もかかるだろうし、
買い物も不便だろうし、飲み会の後に帰る時のバスはあるのかとか(←これは飲み仲間の妻の言)
褒める箇所が一個もないとか、ここは多分ずっと売れないとか・・・
「ワタクシはとても気に入ってるのよ」と言っておるのにそりゃもうひどい言われよう。
さらには、ワタクシが気に入ってる水回りの設計図にまで違う案を出してみるとのこと。
要らん。
あたしゃもうこれで気に入ってるのよ、家も、間取りも。
で、何より心配なのが、夫の心変わり。
「ほら、やっぱりプロが、「おね」はやめておいた方がいいって言っただろ。」
こうなるのが怖いので、その晩、釘をさす。
「ずっと探し続けて、やっと見つけたよね、もうこういう物件は無いというのもわかってるよね。」
夫「無いわけではないだろ。数は少ないだろうけど・・・」
妻「無いっ!そこらの不動産屋より、あたしゃ知っとるわっ」
とはいえ、夫の「やっぱり大きな買い物なんだから、リフォームとか細かく打ち合わせして・・・云々」

12月末に見つけた「おね」
値段交渉やらリフォーム業社を選定して購入して、リフォーム工事して、春には引っ越せるだろうと思っていた。
ただでさえこの遅々として進まない家探しに困惑気味のワタクシや老母や従姉のkemiちゃん(←基本せっかちな家系なのだ)
それなのに「建築士」というプロの味方を付けた夫が、またじっくりと見積もりの検討を始めて、小さな小さな所を見積もり直しさせて、という行程が始まるのかと思うとうんざりを通り越した感情が沸々と沸く。

今日の一枚は・・・
「おね」の庭に咲く木瓜に白椿、水仙に金柑。
ツワも蕗もあるのだ。
来年は蕗の薹の天ぷらが作れる!とか金柑漬け作ろう!とかツワの佃煮も!とか夢いっぱい広げてたのに。
畑で作った野菜やハーブやお花を無人販売所作って売ろうという計画まで立てていたのに。
ゆうたらなんやけど、ここ、一応鹿児島市なんですよ、こんな夢のような家、もう絶対見つからん!
コメント (4)
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