パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

創意工夫

2007年11月04日 | 夫ネタ
11月4日(日)晴れ
普段めったに「~が欲しい」という物欲の無い夫が
「花王だかどこだか忘れたけど、アイマスクのホット版が出たんだ。
あれ欲しいなあ。」
そのアイマスクって使い捨て?
ホッカイロみたいなもの?
妻は、使い捨てというものを憎んでいる。
要するに、目を暖めたいんだったら、おしぼりをチンしてあげようか?
熱々のおしぼりを目にのせ「いいね~これ!」とご満悦だったが、
五分ほどすると「これ、冷えるの早いねえ~そのホットアイマスクは10分くらいはもつらしいんだよね。」
妻、しばし考える。
「ラップでくるめば冷える速度が遅くなるのでは?」
翌日、また寝る前に、今度はラップでくるんだホットおしぼりを作ってあげる。
これで10分くらいはもつことが判明。
花王に勝ったね!
夫が目を暖めてる横で、妻も、ホットおしぼりを顔に広げてホットエステパック。
毛穴が開いていい感じ~のところへ、スクワランオイルを塗る。
そして、夕べまた、ホットおしぼりを作って差し上げ、
妻もホットエステパックをする。
夫が「これ、もう少し、時間延びないかな。」
10分でも物足りなくなったらしい。
しかし妻としては、市販品も10分くらいなんだから、もう十分でしょ!という気持ち。
夫が「創意工夫してよ!」
げっ!忘れてた嫌なことを思い出しちゃったよ!
昔私と夫が働いていた会社は、社長発案により、毎月何かしら創意工夫して効率化をはかり、それをレポート提出するという課題を課されていた。
そして、それは毎月「創意工夫」という冊子になって各自に配布される。
さらに、年に一度の社員旅行の時、年間通しての優秀者賞というのが選ばれ、金一封と表彰をされるのであった。
で、それが施行された最初の年、ワタクシ並みいる強豪たちを制して、
見事優秀者賞の一人に選ばれたのであった。
審査員長の社長が、総評を述べた中で、ワタクシの箇所は
「皆が難しく、立派なことを考える中で、nの創意工夫は、ホントに些細なことであった。
しかし、私が求めているのは、こういう些細な事から始まる効率化への・・・云々」と、褒められてるんだかけなされてるんだかって感じのお言葉であった。
その旅行の際に、本社の女の子から「nさんの創意工夫のレポート、いつもおもしろいから楽しみにしてるんですよ!」と言われたことも、さらなるプレッシャーになり、月末提出のこのレポートはホント苦しいものであった。
誰かが「この創意工夫のレポート提出こそが、時間の無駄!非効率化である!」と
レポートしないかと期待していたのであるが、
皆、口では言うものの社長の老後の楽しみだと聞くと、言い出せずに、
月末ウンウンうなりながら、苦し紛れのレポートを作成していたのであった。
そんないや~な思い出のからんだ「創意工夫」という言葉を出され、
軽くむかつきながら、妻しばし思案・・・
夫は、ただの水だから冷えやすいのではないかと言う。
え~、片栗粉でとろみでもつけろってこと???
「おしぼりをタオルにしてみようか!」と言う妻に
表面積だの、なんだかかんだか説明しながら、たいして差はでないであろうことを
力説する夫。
しかし、妻は、そんなの聞いちゃいない。
明日はホットタオルを作ってみよぉ~っと!
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