12月9日(日)晴れ
ほぼ日刊イトイ新聞に「やさしく、つよく、おもしろく。」というマンガが連載されるのを楽しみに読んでいた。
小学一年生のゆきちゃんとおかあさん、ふたり暮らしの優しいお話。
かわいいゆきちゃんに小さい頃の娘を重ね、優しいけど時々弱いところが見えるおかあさんに若い頃の自分を重ねていたのかもしれない。
その「やさしく、つよく、おもしろく。」が本になり、作者のながしまひろみさんの原画展がTOBICHIで開催され、
さらにはサイン会もあるとのこと。
これは行かねば!
ほぼ日手帳愛用者の夫は「来年の手帳買う!」
ってことで二人で出かける。
と、その前に、京橋でやってる「残念すぎるネコ」写真展を見てから表参道へ。
もうすでにサイン会は始まっており、30分ほど待つとのこと。
手帳と本を買い、サイン会の整理券をもらい、TOBICHI2の方に作られている待合所へ。
夫がそこで「やさしく、つよく、おもしろく。」を読み始める。
おしゃべり下手のワタクシ、サインをいただく時に喋ることを考えながら夫の読んでるページを目で追う。
うっっ。ちょっと不安げなおかあさんの表情に泣きそうになる。
ゆきちゃんが「犬が欲しい」と大泣きするところでも一緒に泣きそうになる。
そしてその後に続く糸井氏の言葉。
だめだ!少しでもストーリーのことを話そうとすると、それだけで泣けてくる。
作者に「ここが好き!」とか、あるいは自分にとってどんな本かとか、語れる人が羨ましい。
募る想いをブログに綴るのは何千字でもできるが、面と向かっていかにこのお話が好きかを語るのは無理・・・
って、これはデジャブ?
いいえ、つい最近も嘆いてました。
そうこうしてると順番がきて、サイン会場へ。
3人ほど並んでいるところへ、ほぼ日の「山下さん」が登場。
チェコの煙突掃除屋さんに扮してらっしゃる。
チェコでは、煙突掃除屋さんはラッキーシンボルで、会えたら片手で自分のボタンを握り、反対の手で煙突掃除屋さんに触れて願い事をするそうな。
で、列に並んでいるお嬢さんにまず心で願いなさいと。
で煙突掃除屋さんが一言コメントしてくれるのです。
可笑しかったのは、妙齢のお嬢さんのお願い事がすんだ時、煙突掃除屋さんが「ん〜、それは少し急いだほうがいいね!」
お嬢さんが笑いながら反応する前に、横にいた茂木さんが「山下さんっっ」
勝手に推測するに、お嬢さんゆえ、もしや結婚とかそういう微妙かつ繊細なことを願ったかもしれぬのにそのコメントは如何なものかと茂木さんが心配されたのではなかろうか。
一瞬のビミョーな間が、逆にワタクシはみんなの優しさのかたまりに思えたのであった。
そして、ワタクシは何を願おうかなあ〜親バカゆえ「娘の幸せ」を願いましたら煙突掃除屋さんが「それはもう半分叶ってますね」的なことをおっしゃり、また幸せな気持ちになるのであった。
ついでに、列には並んでなかった我が夫も捕まって(・・・)
片手でボタン、片手で煙突掃除屋さんに触れるべきところを、ボタンを握った手を煙突掃除屋さんにくっつけようと無理な体勢になりかけたので
思わず笑いながら「違うよぉ〜」と説明する。
見ず知らずの人にダメ出ししたと思われたかもと思うと、今になって恥ずかしい。
あれは夫なのです、夫!
と、待ち時間さえ楽しく過ごさせていただき、いざながしまさんの前へ。
ながしまさんの隣には、ワタクシが尊敬しておる永田氏がいらっしゃる。
気の利いたことの一つや二つ言える歳だろお前!と自分を罵りたいが、結局「これからもご活躍を楽しみにしてます」が、精一杯。
帰り道で、未だ事情がよくわかってない夫に、ワタクシが「山下さんは〜永田さんは〜」とか説明すると「オレがほぼ日を教えたのに、今や君の方が詳しいねえ〜」
だって、その昔、恋歌口ずさみ委員会で、山下さんはワタクシの投稿に泣いてくださったのよぉ〜
で、本になって載せてもらえる時に茂木さんからメールいただいたし。
そうそう!この前、枕草子に行った時も茂木さん、座席案内されてた!
って、ワタクシの文化的な部分は随分とほぼ日さんでできてるわね〜と思いながら帰路につくことでありました。
ほぼ日刊イトイ新聞に「やさしく、つよく、おもしろく。」というマンガが連載されるのを楽しみに読んでいた。
小学一年生のゆきちゃんとおかあさん、ふたり暮らしの優しいお話。
かわいいゆきちゃんに小さい頃の娘を重ね、優しいけど時々弱いところが見えるおかあさんに若い頃の自分を重ねていたのかもしれない。
その「やさしく、つよく、おもしろく。」が本になり、作者のながしまひろみさんの原画展がTOBICHIで開催され、
さらにはサイン会もあるとのこと。
これは行かねば!
ほぼ日手帳愛用者の夫は「来年の手帳買う!」
ってことで二人で出かける。
と、その前に、京橋でやってる「残念すぎるネコ」写真展を見てから表参道へ。
もうすでにサイン会は始まっており、30分ほど待つとのこと。
手帳と本を買い、サイン会の整理券をもらい、TOBICHI2の方に作られている待合所へ。
夫がそこで「やさしく、つよく、おもしろく。」を読み始める。
おしゃべり下手のワタクシ、サインをいただく時に喋ることを考えながら夫の読んでるページを目で追う。
うっっ。ちょっと不安げなおかあさんの表情に泣きそうになる。
ゆきちゃんが「犬が欲しい」と大泣きするところでも一緒に泣きそうになる。
そしてその後に続く糸井氏の言葉。
だめだ!少しでもストーリーのことを話そうとすると、それだけで泣けてくる。
作者に「ここが好き!」とか、あるいは自分にとってどんな本かとか、語れる人が羨ましい。
募る想いをブログに綴るのは何千字でもできるが、面と向かっていかにこのお話が好きかを語るのは無理・・・
って、これはデジャブ?
いいえ、つい最近も嘆いてました。
そうこうしてると順番がきて、サイン会場へ。
3人ほど並んでいるところへ、ほぼ日の「山下さん」が登場。
チェコの煙突掃除屋さんに扮してらっしゃる。
チェコでは、煙突掃除屋さんはラッキーシンボルで、会えたら片手で自分のボタンを握り、反対の手で煙突掃除屋さんに触れて願い事をするそうな。
で、列に並んでいるお嬢さんにまず心で願いなさいと。
で煙突掃除屋さんが一言コメントしてくれるのです。
可笑しかったのは、妙齢のお嬢さんのお願い事がすんだ時、煙突掃除屋さんが「ん〜、それは少し急いだほうがいいね!」
お嬢さんが笑いながら反応する前に、横にいた茂木さんが「山下さんっっ」
勝手に推測するに、お嬢さんゆえ、もしや結婚とかそういう微妙かつ繊細なことを願ったかもしれぬのにそのコメントは如何なものかと茂木さんが心配されたのではなかろうか。
一瞬のビミョーな間が、逆にワタクシはみんなの優しさのかたまりに思えたのであった。
そして、ワタクシは何を願おうかなあ〜親バカゆえ「娘の幸せ」を願いましたら煙突掃除屋さんが「それはもう半分叶ってますね」的なことをおっしゃり、また幸せな気持ちになるのであった。
ついでに、列には並んでなかった我が夫も捕まって(・・・)
片手でボタン、片手で煙突掃除屋さんに触れるべきところを、ボタンを握った手を煙突掃除屋さんにくっつけようと無理な体勢になりかけたので
思わず笑いながら「違うよぉ〜」と説明する。
見ず知らずの人にダメ出ししたと思われたかもと思うと、今になって恥ずかしい。
あれは夫なのです、夫!
と、待ち時間さえ楽しく過ごさせていただき、いざながしまさんの前へ。
ながしまさんの隣には、ワタクシが尊敬しておる永田氏がいらっしゃる。
気の利いたことの一つや二つ言える歳だろお前!と自分を罵りたいが、結局「これからもご活躍を楽しみにしてます」が、精一杯。
帰り道で、未だ事情がよくわかってない夫に、ワタクシが「山下さんは〜永田さんは〜」とか説明すると「オレがほぼ日を教えたのに、今や君の方が詳しいねえ〜」
だって、その昔、恋歌口ずさみ委員会で、山下さんはワタクシの投稿に泣いてくださったのよぉ〜
で、本になって載せてもらえる時に茂木さんからメールいただいたし。
そうそう!この前、枕草子に行った時も茂木さん、座席案内されてた!
って、ワタクシの文化的な部分は随分とほぼ日さんでできてるわね〜と思いながら帰路につくことでありました。
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