パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

日本語のお勉強

2010年05月18日 | 放送大学
5月18日(火)晴れ
勉強月間中のnです。
どれほど勉強月間かというと・・・
文字を見ればひっくり返してみたり入れ替えてみたり。
洗濯物を畳んだりアイロンがけは、録り溜めておいた講義のビデオを見ながら。
炊事をする時は、ネットで配信される講義を聞きながら。
お風呂に入る時は、テキストを持込んで、大声で読みながら。
家事の合間には、課題図書「ハックルベリーフィンの冒険」を読みながら・・・
ってなガリ勉ぶり。
しかし、加齢のせいか(開き直り)、ながら勉強のせいか、なかなか頭に入らない。
一番の原因は、講義の内容より、先生のお顔やら、講義内に挿入されている資料映像のほうが気になるせいだ。
今回「日本語基礎A」というのを履修している。
これは、日本語が母語でない人を対象にした講座であると同時に、
日本人に対して「外国語としての日本語」を客観的にみるための講座でもある。
日本語教授法を習得する講座なのだ。
インド人が多く住む街に住む者として、いつインド人にモノを尋ねられても困らないよう受講しとるわけだ。
その講義の中で、数名の外国人(欧米系ではなくアジア系と思われる)に
日本語を教える教室でのシーン。
日本語教師が、生徒達に「外人と店員が描かれてるフリップ」を見せる。
そのフリップからの情報だと、どうやら外国人はシャツを買いたくてレジに持ってきたようだ。
シャツには4000円の値札。
しかし彼は3500円しか持っていない模様。
日本語教師がにこやかに「先生が店員になります。
ラムスレンさんがお客さんになって下さい。」
ってことで、会話の練習が始まる。
先生扮する店員「いらっしゃいませ」
ラムスレンさん扮する客「いいシャツですね。でもちょっと高いです。
ちょっと安くして下さい。3500円にして下さい。」
そのフリップに描かれたシャツには、御丁寧に値札の上に『Sale』とある。
それなのに、さらにまだ安くしてくれというのか!?
意外な展開に、え~~~っ!驚くワタクシ。
ところが!あろうことか、その店員さん「はい、わかりました。」と、あっさりまけてあげる。
え~~~っ!!??いいのか?
フリーマーケットや、小さな個人商店じゃない、デパートっぽい店で、
一店員の独断で値引いていいのか?それも一気に500円も!
と、驚いてるワタクシの耳に入ってきた言葉は
そのビデオの中の日本語教師がにこやかに「良かったですね」
いいのか???ホントにいいのか???
ここでは、お金が500円足りないことを教えてあげるべきだろ?
いや、それよりなにより、このビデオを見て日本語を勉強してる外国人達に
日本のお店って、値切れるんだ!という印象を与えてしまわないか?
・・・と、助詞の勉強をしなきゃいけないというのに、
助詞なんてそっちのけで、ビデオの内容に憤慨したりしているわけだ。
とはいえ、今回取った科目は、どれも興味深いもので、結構楽しく勉強している。
それに、勉強ってものは、いろいろなものに関連し繋がってるものだなあ~と
今更ながら感心したりもしているのだ。
ハックルベリーフィンも、チェーホフの短編に出てくる子供もどちらも切なく、
『少子化時代の児童福祉』の講義を思い出しながら読んだりもしている。
もっと若い頃に、もっと真剣に勉強してたら良かったなあ~と反省しつつも、
いやいや、先日ニュースで見た94歳で大学を卒業したアメリカの女性を見習うのだ!!
彼女は、「今後は美術史の専攻を生かし、サンフランシスコ周辺の美術館でガイドとして働きたい」といってるらしい・・・
すばらしいっ。
いくつになっても学べるし、働けるんだよね。
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