紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

剣岳(2999m)登頂!

2006-08-12 06:54:02 | 3・山の日記
8月8日に上野発の夜行列車に乗った時、台風マリアは、立山を直撃しそうに進んでいた。
もう他は全て捨ててもいいので、せめて1日、剣岳登山の日だけは、なんとか曇りでも何でもいいから、暴風雨だけにはならないで、と祈るような気持ちで出発した。
一緒に行ったのは、ホイッスルのK隊長、U原氏、M子さん、良流娯さん、私の5人。


富山では、暴風雨かと思いきや、晴れていて、台風が進路を変えたのを知った。
ああ、なんとラッキー!
富山でバスに乗って、約3時間弱。立山室堂平に着いたら、目の前には青空を背景に、雄山がくっきり見えた。
初日は立山縦走。そして、2日目は、いよいよ剣岳登山。

K隊長と良流娯さん。
後ろに見えるのが、雄山。


剣岳の日は、当初5時出発予定だったが、1時間早く、4時出発にした。
10年前にくすの木山の会で登った夫や他のメンバーから、剣は岩場ばかり続くので、とにかく暑い。朝の9時頃までにどこまで行けるかで、その日の大変さがちがう。というアドバイスをもらったからだった。

台風が来る予定だったので、剣御前小屋もすいていたし、剣岳目指す人も、いつになく少ないそうで、たまに人をぬいたり、ぬかれたりする他、時間待ちをすることもなく、8:30山頂に着いた。(写真トップ)
けっこう途中こわい所もあったが、ホイッスルのヌマさんのアドバイス。
何が何でも、クサリから手を離すな。それと、何でもない所で油断するな。雪渓まで一直線に落下する。
その言葉を何度も、みんなで確認しながら、登り続けた。

登りで一番大変だった「カニのたてばい」
先行1人の後、U原氏、私。万が一落ちてくると困るから、間をあけて登っていく。



山頂からの眺めは、ほんとうにステキだった。30分が、瞬く間に過ぎ去った。

そして、手にした証明書。

立山縦走、剣岳登山の細かいコースタイムは、おいおいアップします。


◆立山>その1その2  剣岳>その1その2

立山の花剣沢周辺の花

計画表