紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

立山・その1

2006-08-13 16:24:13 | 3・山の日記
■8月9日

5:33 夜行寝台「北陸号」で富山駅着

持ってきたお弁当を食べながら、バスを待つ。いやあ、ほんとうに晴れていてよかった。

6:30 室堂行きバスに乗り込む。

室堂までは、2時間45分もかかる。
途中、ガスってきたので、あー残念! と思っていたら、そのうち、また晴れてきた。バスは雲を通り抜けたのだった。
そこからは、雲の上の楽園。立山の雄大な景色にうっとりとする。

9:10 室堂ターミナル着

外へ出たとたん、強烈な日差しに、クラクラしそうになる。
来る前に、立山・剣は暑い、暑いといわれていたのを思い出す。
気温は最高20度くらいと高くはないのだけど、とにかく強烈な太陽光線で、ジリジリと焼かれるよう。その日、グローブをはめずに歩いた1人は、手の甲に火傷をして、ぷつぷつと水ぶくれができて痛そうだった。



9:20 室堂発

まずは一の越を目指す。途中雪渓をわたり、ゆっくり登っていく。





10:20 一の越出発

そこから、雄山までの道はけっこう急である。
マラソンランナーのU原氏は、歩くのが早いので、ついて行くのをやめ、M子さんと一緒にマイペースで登ることにする。

前回、雄山に登った時に、すたすた勢いよく登って、後で高山病にやられた。
そこで、今回は、いろいろ高山病のことを調べて、その通りに登ることにしていた。

◆ 歩幅は、地下鉄の階段くらいにする。
◆ 水をたくさん飲む
◆ すごくゆっくりペースで登る。

今回は、花の写真を撮ったり、M子さんと話したりしながら、それでも全然息が切れないようなゆっくりとしたスピードで登る。
これが功を奏したとわかったのは、稜線歩きを始めてから。

じきに、一の越山荘が、はるか下に見えるようになった。



11:30 雄山(3003m)山頂着。(写真トップ)

雄山は、富士山、白山と並ぶ日本三霊山の一つとのことである。
てっぺんにある、雄山神社でお祓いをしてもらうことにした。
そこでずいぶん時間をとられたので、ついでに、昼食もすませてしまうことになった。



◆立山>その1その2  剣岳>その1その2

立山の花剣沢周辺の花

計画表