経済なんでも研究会

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“ねじれ議会”の 再来 / アメリカ (下)

2018-11-09 07:25:13 | アメリカ
◇ 対中国の強硬姿勢は変わらない = “ねじれ議会”の出現で、トランプ大統領が完全に諦めざるをえなくなったのは、オバマケア(国民皆保険)の大幅な修正だろう。民主党が選挙戦で「オバマケアの死守」を最優先の公約に掲げてきたからである。またメキシコ国境にカベを築く政策も、民主党は反対しており、予算の獲得が困難になった。

一方、中所得層に対する所得減税は、成立の可能性がなくはない。民主党も基本的には賛成だから、トランプ大統領が民主党の修正要求に応ずれば、成立するかもしれない。中間選挙の結果が判明したとき、東京市場では減税不可能⇒景気下降⇒ドル安・円高の思惑が働いて、株価は下落した。しかしニューヨークの株価は、減税実現の可能性に注目して大幅に上昇している。

今後、トランプ大統領が2年後の再選を目指して、外交面に活路を見出そうとするのは明らかだ。その際に、得意の関税引き上げ戦術が中間選挙にどう響いたか。十分に検討するに違いない。もし物価を上昇させてしまい、有権者の批判を受けたと判断すれば、作戦は変更されるかもしれない。

ただし中国に対する強硬な姿勢は、変わらない公算が大きい。というのも、民主党もトランプ政権の対中強硬路線を支持しているからである。もし姿勢を軟化させれば、共和党内だけでなく民主党からも軟弱外交と突き上げられる可能性が強い。日本との貿易交渉は来年から始まるが、例によって最初は“脅し文句”が続発することだろう。

       ≪8日の日経平均 = 上げ +401.12円≫

       ≪9日の日経平均は? 予想 = 下げ≫

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