経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (92)

2021-12-18 07:43:10 | なし
◇ アメリカでは死亡者が80万人を突破 = 世界の感染者は累計2億7223万人、この1週間で437万人増加した。死亡者は533万0130人、増加数は5万0480人。感染者は前週よりやや増加、死亡者はやや減少した。全体として状況に大きな変化はない。こうしたなかで目立ったのはアメリカ。感染者が累計5000万人、死亡者が80万人を超えた。オミクロン変異株も、31州で確認されている。

アメリカの死亡者は累計80万2511人、この1週間で9083人増加した。次いでブラジルの死亡者は61万人台、インドは47万人台、メキシコは29万人台、ロシアは28万人台。さらにイギリスとインドネシアが14万人台、イタリアとイランが13万人台、フランスが12万人台となっている。このうちイギリスでは感染者が急増したが、死亡者はそれほど増えていない。

感染者数に占める死亡者数の割合を計算してみると、アメリカは1.59%だった。イギリスは1.32%、ブラジルは2.78%、インドネシアは3.37%。韓国は0.83%、日本は1.06%となっている。この差は、ワクチンの接種率を反映したもののようだ。新しいオミクロン変異株による死亡者は、まだイギリスで1例が確認されただけ。オミクロンの感染が拡大すると、死亡率は低下する可能性があるのではないか。

日本の感染者は累計172万9059人、この1週間で984人増加した。この増加数は前週より126人多い。死亡者数は1万8377人で、週間8人の増加だった。3週連続で8人の増加が続いている。コロナ感染の奇跡的な鎮静が持続しているわけだが、海外からの帰国者に由来するオミクロン感染者は50人に。年末年始にかけて水際対策が奏功するかどうか、正念場に差しかかってきた。

        ≪17日の日経平均 = 下げ -520.64円≫

        【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     

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