経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (132)

2022-10-01 07:40:13 | なし
◇ 死亡者数が最も重要な指標に = 世界の感染者は累計6億1663万人、この1週間で317万人増加した。この増加数は前週より6万2000人多い。死亡者は654万1862人で、週間1万0713人増加した。この増加数は前週より447人少ない。全体としては、ほぼ横ばいの状態が続いている。WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長やバイデン大統領が「コロナの流行は終息に近づいた」と発言したが、数字の上ではまだ裏付けられない。

国別の死亡者数をみると、アメリカは累計105万8506人。この1週間で3310人増加した。前週よりやや拡大している。次いでブラジルが68万人台、インドが52万人台、ロシアが37万人台、メキシコが33万人台。さらにイギリスが20万人台、イタリアが17万人台、インドネシアとフランスが15万人台、ドイツが14万人台となっている。全体として趨勢に変化はないが、メキシコが33万人台に乗せた。

日本の感染者は累計2126万6435人、この1週間で32万8553人増加した。この増加数は前週より10万人少ない。死亡者は4万4826人で、週間612人の増加だった。この増加数は前週より220人少ない。全体として、改善の方向にある。そこで政府は11月11日から、水際対策をほぼ解除することになった。それでも改善の傾向が続くかどうかが、最大の注目点となる。

政府はまた医療機関の負担を軽減するため、患者の全数把握を見直すことになった。感染者の総数は把握するが、おそらく統計的には計上漏れが発生するだろう。そうなるとコロナの状況をみるためには、死亡者数の傾向がいちばん確実になってくる。その意味で言うと、週間の死亡者数が100人以下になると「コロナはインフルエンザ並み」と断定できる。先週の場合、その条件を満たしたのはメキシコだけ。100人台はインドとインドネシアとイギリスということになる。

        ≪30日の日経平均 = 下げ -484.84円≫

        【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     

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   日経平均予想は過去16年間2767勝1169敗。勝率は7割3厘でした。やっと大きなカベになっていた7割を確実に上回るようになりました。

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